
さえ
@sae202508
2026年1月3日
本所深川ふしぎ草紙
宮部みゆき
読み終わった
図書館で借りた
お正月は時代物を読みたくなる。軽く読めるのも良いかな、と思って探して見つけたのが宮部みゆき先生。
女性の作家さんでは宮部みゆき、藤木凛、小野不由美先生が私の中での3大先生なのです。
去年も百物語シリーズの事始めを借りて、やっぱり素晴らしいと思ったのですが、図書館には揃ってない上にデカい本なので買うと置き場が無くて今は止まってます。
本気でデカい本棚買おうかと…。
まぁそれはともかく、この本は短編集で、全7話。
1話ずつ主人公も違うし、話もつながらない完全読み切り集。
ただし、回向院の茂七親分という十手持ちが必ず登場して主人公達を助けてくれる。
最初から居てくれる場合もあれば、困っている主人公がもうダメだ!という場面にひょいと現れて助けてくれたり。
もう、キタキタ!となる正義のヒーロー。50代のオヤジが素敵です。
短編集ですが、全て完成度の高いミステリー。
夜道の帰りに殺された大店の旦那。その犯人は実の娘?そんなわけない!と頑張る青年が主人公の片葉の芦。
幼いながらお嬢様付きの奉公をしてる娘がお嬢様命令で夜中に遠くの回向院までお百度参りをさせられるけど、その度に謎の提灯が付いて来る送り提灯。
亡くなった亭主に想いを断ち切れない、赤子を抱えた若い妻が亭主に会いたくて探しに行く置いてけ堀。
悲しい過去があっても、辛い想いをしていても、最後には柔らかく笑顔になれる。
ちゃんと茂七旦那が皆を助けるハッピーエンドなので、バッドエンドは嫌、と言う方に特にお勧め。
数時間で読んでしまいましたが、次々!とどんどん読みたくて止まらないのです。
シリーズあるなら、また読みたい。