
shiori
@shiori_417
2026年1月3日
完璧じゃない、あたしたち
王谷晶
読み終わった
色んな形の「女と女」を描いた短編がテンポよく連なっていて、舞台設定もキャラクターも毎話全然違ってグングン読めたし、あーこれ永遠に続いてほしいなと思った。
あとがきで著者が、男と女の話や男と男の話はこの世に溢れているのに、女と女の話は「女と女の!」という感じに珍しがられてしまう、と述べて、
“早くこの本が、べつだん珍しくもなんもない、よくある短編集になりゃいいなと思う。女と寝る女、女を愛する女、女を憎む女、ただそこにいる女と女、そんな話がもっともっと当たり前に、水か空気みたいにそこらに溢れてほしい。だって現実はそうなってるから。なってるんすよ。あたしはここにいますし。あたしたちだってここにいる。”
と書いていたのが、本当にその通りだなと思った。
王谷さんの『ババヤガの夜』も読みたいなと思いつつ、冒頭の暴力描写が今の自分にはちょっと激しすぎて挫折。
もう少し心身ともに元気がある時に再チャレンジしてみよう。


