
宵菓
@yoruno_okashi
2025年12月31日
読み終わった
P.130
伝えるって自分が何をその人に渡したいか、それだけなので。相手がどうとか自分がどうなりたいとかではなく(もちろん相手を困らせたくはないですけど、そういう最低限の話ではなくて、相手にどう思ってほしいとかそんなことまでも期待したり予想したりするのは不可能という意味です)。だから心から自分がそれをしたいと思えたら、そのときだけまっすぐに「私は気持ちを伝えているんだ」って思えるのかもしれない。
---
私にも推しがおり、去年推しに自分の言葉を伝える機会があったので、この部分はすごく、わかるなと思いながら読んでいた。
あのとき、直前まで何を伝えれば良いのかと頭を抱えていたけれど、最終的にはどう受け取ってほしいとか、何を伝えたらどう感じるだろうかとか、そういう相手側のことではなく、何を伝えるか、何を渡したいのか、あくまでも自分の気持ちでしかないんだなと思った。私が伝えたい言葉、贈りたい気持ち、手渡したい想いは何なのか。形式とか分かりやすさとかどんな言葉を貰ったら嬉しいんだろうとか、そんなものは置いておいて、私は私の渡したいものを渡したいと思って、直前までぐるぐると悩みながらも、最初に考えていた、ずっと伝えたかった言葉をあの日伝えたんだったな、と読んで思い出した。伝えられてよかった。伝わった、と思った。
結構ちまちまと読み進めて長いこと読んでたけど、2025年の読書納めの本でした。
私も私のその時々の愛を大事に包んで、しまって、時に届けたいなあと思った。好きは今この瞬間にしかないから、偽らずに、躊躇わずに、好きな時に思いのまま好きでいたい。
