まだ布団 "ノルウェイの森(下)" 2026年1月4日

ノルウェイの森(下)
これは果たして本当に恋愛小説なんだろうか。彼らの関係性に“恋愛”と名を付けた途端、全てがチープで滑稽なものに見えてくる。 文字が水のようにスルスル入ってくる自分も、ある種、精神を破綻させているのではと心配になってしまう。 左手で押さえる厚みが残りわずかだと気づいた途端、とんでもなく寂しかった。この本をひらく時間は、自分が世界から切り離され、小説と現実の狭間にいて、それを俯瞰してるような感覚だった。 村上春樹、恐るべし。 次はどの作品を読もうか。
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