
kubomi
@kubomi
2026年1月3日
お金の不安という幻想
田内学
読み終わった
📝購買の動機は「憧れ」から「不安」へと静かにすり替えられた。
📝私たちは気づかぬうちに「価格の呪い」にとらわれていないだろうか。「定価が高ければ価値があり、安く買えれば得だ」という思い込みだ。この呪いを解く鍵は、自分が感じた満足感を信じることにある。
📝馬車が主流だった時代、人々が望んだのは「速い馬」だった。当時AIがあったら、速い馬を手に入れる方法を簡単に教えてくれたかもしれない。だが、フォードはもっと深いところを見ていた。本当に人々が望んでいたものが、「速い馬」ではなく、「速く移動する手段」であることに気づいたのだ。問題の本質を捉えたからこそ、自動車という新たな価値を生み出すことができた。AIは、与えられた問題を解くことには極めて優れているが、解くべき問題を見つけ出すのは、人間の方が得意だ。そのためにも、日常を深く見つめる「観察力」が重要になる。
📝「誰かの役に立ちたい」という願いは、単なる稼ぐ手段を超えて人を動かす強力な原動力となる。そのために求められるのが、周囲のニーズを敏感に感じ取る「観察力」だ。
📝人生で蓄えられる資産は、突き詰めれば次の3つしかない。
人的資本を蓄えて、自分自身に頼る。
社会関係資本を蓄えて、身近な人や仲間に頼る。
金融資本を蓄えて、お金で他人に頼る。
目に見える金融資本(お金)は、つい優先されがちだが、一度築いた人的資本や社会関係資本は簡単には失われない。むしろ金融資本を安定的に増やすためにも、この「土台」は不可欠だ。
📝社会は、私たちの関係性の中で、 一人ひとりの選択の積み重ねとして静かに形作られる。 それは、「外部」ではなく、私たちの「内側」にあるものだ。
📝社会の前提が変わり始めるとき、最初に常識を疑い、挑戦を始めるのはいつだって若者だ。しかし、非常識な挑戦だけでは、時代は動かない。何かが本当に動き始めるのは、彼らを見守る人たちの心の中にも、変化が起きたときだ。