
プカオ
@panshg_0118
2025年8月21日
追想五断章
米澤穂信
読み終わった
感想
紹介
一章一章読み終えた後、どこかじめじめとした余韻に本を読み返しながら浸っていたいと思った。
死んだ父親が書いた五つの結末の無い物語、リドルストーリーを探して欲しいという依頼を受けた主人公は調査を進めるうちに故人がある未解決事件の容疑者だったことがわかり...
リドルストーリーの結末は用意されているのだが、リドルストーリーの後に本編に一旦戻り、その章のラストにやっと結末の一文がくるという構成が自分にとっては斬新で面白かった。一度入った物語への熱を一旦冷まし、再度火をつけて没頭させる構成は本編とリドルストーリー両方の面白さがあって成り立つものだとも感じた。読み終わり、真実が判明した今の状態で、本書のリドルストーリーをもう一度読み返し、この小説をまだ楽しみたいと思う。

