ビスケットアパート "風に吹きはらわれてしまわない..." 2026年1月3日

風に吹きはらわれてしまわないように (ちくま文庫ふ-42-2)
小さな本。読み終えた夜に猫が隣にやってきて(珍しい)、自分の左側に生物の存在を感じながらページをめくっていた。ひとりだったら寂しくしくて仕方なかったような気がする。つちぼこり、戦争の傷跡、池、ハンバーガー、ハンバーガー、銃、風。「…ぼくの親といえば、せいぜいぼくという存在をがまんしている、という程度だった。いようがいまいが、かまわなかった。」「…だるかった太陽は傾くとともに姿を変えた。沈みゆくとともにおもしろくなっていく。」「…不思議なひとたちだったな。なんで猫をみて思い出したんだろ」
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