

ビスケットアパート
@powerfulfranny
趣味:読書/関心:容器/とてもラッキーです
- 2026年6月28日
- 2026年6月28日
嵐が丘 下エミリー・ブロンテ,河島弘美すすめられた読み終わっためちゃくちゃ面白い。読み継がれてきた意味がよくわかる。近隣に二軒しかないほどの土地で、素直じゃない人たちが感情の交換に失敗し続けていく。教育、本の役割が興味深かった。この先ヘアトンが自分の好きな本を自分で選べる時が来ますように。ネリーは信頼できる語り手なのか?読者の感想が知りたいと思った - 2026年6月26日
彼女のカロート荻世いをらすすめられた読み終わった細部の物語に留意しながらページを進めていくと、読書が立体的になっていくような気がして、そのうち時空間の意識まで失わさせられるのが面白かった。足元が不安定で居心地の悪い読書に夢中になってたら読み終わってた。 - 2026年6月26日
数の発明ケイレブ・エヴェレット,屋代通子気になる - 2026年1月3日
風に吹きはらわれてしまわないようにリチャード・ブローティガン,松本淳読み終わった小さな本。読み終えた夜に猫が隣にやってきて(珍しい)、自分の左側に生物の存在を感じながらページをめくっていた。ひとりだったら寂しくしくて仕方なかったような気がする。つちぼこり、戦争の傷跡、池、ハンバーガー、ハンバーガー、銃、風。「…ぼくの親といえば、せいぜいぼくという存在をがまんしている、という程度だった。いようがいまいが、かまわなかった。」「…だるかった太陽は傾くとともに姿を変えた。沈みゆくとともにおもしろくなっていく。」「…不思議なひとたちだったな。なんで猫をみて思い出したんだろ」 - 2025年8月2日
彼岸過迄夏目漱石,石崎等読み終わった読書会の課題範囲まで、と気楽にページをめくっていたはずが、思わず面白くて最後まで読んだ。探偵のアルバイトをさせられる(私が最初に主人公だと信じていた)主人公が、周辺の人物から出来事を物語らせる役割に変わっていくのが面白い。一面的な情報が多角的に語られ繋がり、恋愛の問題、親族の問題、自意識の問題、しまいには存在の問題へと一冊の書物が提示するものが移り変わっていく。都市化が進み、隣人が何を考えているのか?心の内を勝手に想像し思い込むようになっていた近代。今日まで読んだ漱石の本でも上位で好きな作品だった!次は『漱石文明論集』を読みたい。 - 2025年7月12日
生活町屋良平友達から貰って読んだ本。言われたことがあることと、した覚えのある行動がたくさん書かれていてザワザワした。今の生活が仮に終わったら、私は笑い話として(改竄して)、これらの日々を語る未来が予想できてしまう。それが暴力なんだって気が付かなかった!読み終わった今ボロボロの心! 「…これからまた新しい語り語られをいきよう。」←みんなが434ページを引いているなか、実用的に受け取った私の読み方は気持ち悪いかも。でもこの文章が含まれている塊がよかった - 2025年6月11日
キャサリン・マンスフィールド傑作短篇集 不機嫌な女たち (エクス・リブリス・クラシックス)キャサリン・マンスフィールド,芹澤恵読みたい - 2025年5月22日
- 2025年5月16日
フラナリー・オコナー全短篇(上)フラナリー・オコナー,横山貞子気になる - 2025年5月14日
あの世の事典水木しげる読み終わったページを捲って、思ってたより楽しそう!!と、思ってたより恐いじゃん…を行き来するのが愉しい。どの地獄に行くことになっても仕方ないかと思いつつ、でも結局、骸骨になって踊るのもいいし、光になって散るのでもいいやなんて不心得な考えを巡らせていた。 「…くつろぐということは「この世」でも大変だが、「あの世」でもかんたんなことではなさそうだ。」 - 2025年5月11日
水の流れクラリッセ・リスペクトル,福嶋伸洋読み終わった一対一で語られていく、わたしとあなた、作者と私、書物と私。こういう読書は久しぶりだった!広大な夜に小さな部屋で二人きり、打ち明けられた秘密を聞いているような気持ち。かつて発見されたラテンアメリカ文学ブームと同時期に、ブラジルにある自分ひとりの部屋で書かれた(と思う)本。 「…あなたも芸術が好きでないことは知っている。わたしは生まれたときから堅固で、英雄で、孤独で、直立していた。そして、絵にならない美しくもない風景のなかで、自分の対位法に出会った。醜さがわたしの戦旗。わたしは醜さを同類の立場で愛する。そして死に挑む。わたしは──わたしは自分の死。」 「…わたしは腕時計をしたまま埋葬されたい。地中でも時を刻んでもらいたい。わたしはいまこんなに広大。凝縮してもいる。わたしの歌は深い。緩慢。でも育っている。さらに大きく。」 「…そう、わたしがあなたに書いているものは、誰のものでもない。誰のものでもない自由は、ひどく危険だ。空気の色をした無限のように。」 - 2025年5月8日
最近小山田浩子気になる - 2025年5月8日
- 2025年4月13日
イリノイ遠景近景藤本和子読み終わった「…ときはすぎる。平然とすぎる。」 白人の世界で成功した黒人女性を仕事と一緒にやめて終始失業している友人、ホームレス用のシェルターに出入りする女性たち、移民としてアメリカに渡って過酷な迫害を受けた中国人、生き延びるためにヒトラー・ユーゲントに入団したユダヤ人、ナヴァホ・インディアンの保留地に移り住んで織り手の組合を組織する中国系の女性。藤本さんの言葉を通じて、読む景色には人々の生活や思惑が当たり前のように描かれている。日常があって、人がいる。心細さと併せて、今日までやってきたことの自信(自信を持ってもいいということ)を思い出させてくれた。 「…「住処」は思想であり、時間であり、記憶でもあります。人々と結ぶ関係もそうです。行ないもそうでしょう。『イリノイ遠景近景』で伝えたかったのは、私が動きと時間とを住処にしているようす、人々との出会いを住処にしているようすでした。」 - 2025年3月29日
オレンジだけが果物じゃないジャネット・ウィンターソン,岸本佐知子すすめられた読み終わったまず、好きな本だった。ジャネット・ウィンターソンの作品は『灯台守の話』(これも居場所とされていたところから脱出する話だったはず)以来。彼女のそばには聖書もあったけれど物語があった。挿入される物語が彼女を守るように、出来事の意味を整理していく。事物や事件を物語として理解していかないと次の日に進むのが無理なんだよなあ、とかつての自分に重ねて読む。私は、抱えようと決意したものと身体とが一緒に逃げる話が好きで、その時は、その先にある希望や自由に期待していつも頁を捲っている。そして後に世界が持つ仕方なさと、なんとか付き合ってやっていくことを選ぶ人たちの言葉に触れるのが好き。だから、分かり合えない人たちとして登場する女たちが使う言葉も好きだった。かつて脱出を試みた主人公だったかもしれない、と勝手に思う。 「…犬を連れていきたかったが、母が許すはずがなかったので、茶箱に本と楽器を詰め、いちばん上に聖書をのせた。一つだけ心配なのは、果物屋の屋台で働くはめになりはしないかということだった。スペインのネーブル。甘い甘いヤッファ・オレンジ。おいしく熟れたセビリア・オレンジ」 「…わたしは逃亡者としてこの都に来た。都にはたくさんの塔があり、その建築に目を見張りながら、そして頂からの眺めに胸をときめかせながら、急きたてられるよつに上へ上へと登っていく。でも、たどり着いた頂上には寒風が吹きすさび、景色はあまりに遠すぎて、どれが何か見分けがつかない。たずねたくても、相手がいない。猫なら消防士が助けてくれるし、ラプンツェルには長い髪があった。もう一度、地面に降りてみるのもいいのかもしれない。わたしは逃亡者としてこの都に来た。」 - 2025年3月26日
オレンジだけが果物じゃないジャネット・ウィンターソン,岸本佐知子すすめられた読み始めた@ 電車「…(もう何を言っても無駄ってことね)とわたしは思った。たしかにそうにちがいなかった。」 もうかなりすき
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