春束💐 "同志少女よ、敵を撃て" 2026年1月4日

春束💐
春束💐
@harutaba
2026年1月4日
同志少女よ、敵を撃て
⚠️後半に軽微なネタバレあり⚠️ 戦争の悲惨さ、女性兵のリアルを丁寧に描いた傑作。キャラクター造成も素晴らしい。フェミニズム作品でもあり、とてもエンパワーされる。 戦争の犠牲者というと男性兵が取り沙汰されがちだが、戦争を始める為政者はほとんどが男性であり、彼らの始めた戦争によって犠牲になったのは男性兵だけでなく、女性兵、民間人、そして性奴隷にされた女性たち。 女性兵は男性兵に比べて殺されるリスクだけでなく、レイプされてさらに尊厳を毀損されるリスクさえある過酷な立場。 読み始めたきっかけは、LGBTQ+差別に反対する小説家と映画監督の署名に載っていたこと。そこに載っている人なら安心して読めると思い、上から順に読んだ。作者の逢坂さんは「あ」だったので一番最初に読み、そして一番の当たりを引いた。 多くの小説にはなんらかの有害な規範が染み込んでいて読むに読めない。逢坂冬馬さんの御本を全て読んで、まだ本を好きでいられると思った。心から感謝です。 この先ネタバレ 女女小説だとは思わず、読んでいた私最後のシーンで歓喜の声あげて布団に転がった。マジでありがとう。一生読みます。
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