村雨菊
@carameltomato
2025年9月25日
帰還
マーガレット・チョドス=アーヴィン,
アーシュラ・K.ル=グウィン,
アーシュラ・K.ル=グウィン,
Ursula K.Le Guin,
清水真砂子
読み終わった
ゲドが魔法の力を失ったことから、「力とは何か」ということが繰り返し問われている。そこにジェンダーの問題、力によって奪うということが深く絡んできてまた難解に。
最初の過ちはゲドが自らの力を過信して、死をも超えるんだと力を誇示しようとしたことにある。不死への願いなんて、もう持っていないというゲドは、力を失ってもケロッとしているかと思えば全然そうじゃなくてウジウジしてる。
オジオンの元で力を得ることができたはずのテナーは、力を捨てて普通の生活を選んだ。再会したゲドは、それに失望し、怒る。若い頃、カラスノエンドウの生活を見て、「これこそあるべに姿!」と言った癖に。