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@cotone_aster
2026年1月23日
きらきらひかる
江國香織
読み終わった
”どうしてこのままじゃいけないのかしら。このままでこんなに自然なのに“
“誰かを好きになるということ、その人を感じるということ。人はみんな天涯孤独だと、私は思っています。”
“素直にいえば、恋をしたり信じあったりするのは無謀なことだと思います。どう考えたって蛮勇です。
それでもそれをやってしまう、たくさんの向こう見ずな人々に、この本を読んでいただけたらうれしいです。”
江國香織さん、初めて読んだけどかなり今の私の好みに合う気がする。ベストセラーには理由があるのだと分かった。
(一般的にイメージされている恋愛や家族愛にぴったり当てはまらない感情であっても)人が誰かを想う気持ちを持っているということ、色んなことがあっても日々の暮らしは変わらず続いていくということ。登場人物は個性的だし物語に起伏はきちんとあるのに、どこか地に足着けた気持ちで自分のペースで読み進められるのは、物語を通じてそんなことが丁寧に描いているからだろうか、などと思った。
それと、今でこそメンタル不調とかジェンダーへの理解だったり、固定観念ってよくないよねみたいな風潮だったりが広がりつつあるけれど、この物語が書かれたのは35年前だというから驚き。

