虚月はる "月と六ペンス" 2026年1月4日

月と六ペンス
月と六ペンス
サマセット・モーム,
William Somerset Maugham,
金原瑞人
妻も子どもも平凡な幸せに溢れていたはずの暮らしもすべて捨てて、絵を描くことを選んだ画家の話。 登場人物の会話、特に語り手の「わたし」の言葉選びが面白くてすいすい読めた。 人物の描写がとても魅力的な文体だなあ。 ストリックランドほど極端な生き方はしていないし、生きた時代も性別も異なるのだが、私自身も絵を描く人間であるため、少し共感できる場面があった。まったく理解も共感もできないが、心を激しく揺さぶられるような場面も。そのため、読んでいる最中は絵を描きたい衝動と本を読み進めたい気持ちで葛藤しがちだった(笑) また読みたい。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved