
くも
@kumo_130
2026年1月4日
魔性の子 十二国記
小野不由美
読み終わった
読みたいと思っていた十二国記をようやく。
広瀬と高里の結末、というか広瀬の結末が悲しくて…。広瀬は置いていかれるけど、高里は帰れる。広瀬と別れる辛さがないわけじゃないけど、何より王の下へ帰れる高里は喜びや決意の方が強い。
一緒に人の悪意のなかを生き延びて、相互に理解者だったのに。最初からともに生きる道などなかったのだと突きつけられるのがどうしようもなく悲しく感じた。
人の醜い部分があるのはどうしようもなくて、広瀬だってそんな部分があることは当然。でも近くに高里がいたから、浄いものを知ってしまったから、自分の醜さをただ生きている人以上に目の当たりにしてしまったのかな。
人の感情の嫌なところがぞわぞわするんだけど、ちゃんと逃げずに読めるのは何故なんだろうなあ。