
茜
@akane
1900年1月1日
獄門島 金田一耕助ファイル 3
横溝正史
かつて読んだ
現代の価値観とは相容れない作品
ただ、終戦直後、日本がどうなるのか全く分からない不安ばかりの時代で、こうするしかないと追い詰められてしまったのだろうか。
真実を知った時の犯人の気持ちを思うとやるせない。
犯人の葛藤を生身の演技で見たくて、映像化作品を観るが、この作品が映像化されるときには、どうしても改変が入ってしまう。
特に、犯人が自己保身に走ったドラマはひどい変更だと感じた。
また、原作通りにドラマ化されたものもあったのだが、金田一がヒステリックな笑いをあげながら犯人をなじっていて残念だった。犯人に寄り添ってほしかったけれど、やはりドラマなどでは許されないのだろうか。
逆に、市川崑監督作品では、犯人が変更されていたけれど、「犬神家の一族」と同じテイストだったので、監督の個性なのだろうと納得できた。