
ほせ
@coffee_dog
2026年1月3日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
表紙に惹かれてずっと気になっていたけれど、心を決めないと買えない値段だったので迷っていた本。本屋さんに行く度に気になってしまうので、これはもう買う気でいるのだと思って思い切りました。
なんでこんなに私たちのことを分かっているんだろうかと思った。語り手の3人のみならず、3人がSNS上で見かける棘のある言葉たちや世間の流れを主張する言葉など、いつもスマホのなかで見ている言葉が本から流れてきた。どれだけの観察眼と共感性があったらこんなに再現できるのか怖くなった。
話の内容はとても共感できるからこそ読むまでに時間がかかってしまった。これは推し活をしているしていないに限った話ではなくて、今この形の現代を生きる人に刺さる本だと思った。確かに何かに没頭している時は辛さとか苦しさから逃げられるよなと思った。この物語に共感できること自体が現代の住人だと言うことをとても認識させられた。
結局、視野を広げても狭めても苦しい。何が正解かわからないけど生きていくしかないんだなと思った。どうせなら、それが信仰であろうが日々を楽しんでやろうと思った。と同時に、自分が自分を誇れる指針を見つけて努力することが揺るがないものを手にするには必要だと感じたので踏ん張りたいとも思った。





