
かなこ
@samu_samu00
2026年1月4日
鴨川ランナー
グレゴリー・ケズナジャット
読み終わった
借りてきた
心に残る一節
感想
じゅうぶん読んだ
①鴨川ランナー/グレゴリー・ケズナジャット
主人公の人称が二人称の「きみ」ですべて語られている点が特徴的。
彼の日本語読解能力が向上するにつれて、カタカナ表記文字が漢字が変化するなど「きみ」の時間経過を楽しめる。
私は英語が(英会話)が不得意な民で、「知らない単語が出てきたときに躓き、話に追いつかなくなる」という話が流れてきたときに、頭を何回も縦に揺らして共感した、ほんとにずっと「what????」って感じ。
自分自身は日本に参加しているのに、見た目だけで判断されて、決めつけられて、いつまでも部外者な「きみ」
日本語から英語になると、何かが失われてしまうのではないかと不安に苛まれる。
誰よりも「I」を信じていたが、現実の複雑さ、文化の違い、アイデンティティの揺らぎ、不安があるものの、正確に表現できる言葉が「きみ」にはわからないし足りていない。
読了後は目の前が霞みがかった情景が浮かんだ。
きみ「you」の私「I」が収束(確立)していないから、最初から最後まで不思議な読了感だった。
先生からの「文章を素直に感じてみて」というセリフは「きみ」以外にも、本を読んでいるすべての人に当てはまるセリフでとても心に残っている。最終的にここに尽きますよね。
土地に根ざした本が好きならと読書会で教えてもらった一作でしたが、私自身、語彙力が失われますが、とても楽しい読書時間になりました。ほんとうにありがとうございました😭💕





かなこ
@samu_samu00
もう一つの中編②「異言」
2作品共通して、グレーさがある。
作品を簡易的に説明するときに、色のトーンで人に伝えることがしばしばあるが、2作品共、飛び切り振り切って明るいわけでも、闇の底の暗さでもなく、ただただ灰色に覆われている印象を受けた。
個人的には「異言」の方が、読了感が少し明るい印象があり好みです。