calling
@calling
2025年3月10日

テスカトリポカ
佐藤究
読み終わった
カッコ良すぎる!!!!!!!!!!!人生ベスト10に入るくらい好きな小説かも!!!!!
神話の得体の知れなさと暴力の生々しさが硬めの文体で綴られてて、どことなく村上龍を思いだした。
〜だった。で多くの文が締め括られてて、登場人物の人生と出来事を羅列してるだけにも思えるけど、それがむしろ暴力×神話の美しさを引き立ててたような気がする。
以下感想
・メキシコと川崎怖すぎる。絶対行きたくない。
・コシモの強さとかバルミロの容赦なさは理解できるけど、神話にも麻薬にも何も関係ない野良のバケモノしてるチャターラ、なに?
・宇野さんがめちゃくちゃ仕事に追いやられててかわいそ〜って思ってたのに、ノータイムでコカイン決め出したところ、めちゃくちゃ笑った。
・ラストシーンでコカインがばれるかもってパニックになるところも笑ったけど、その後の立ち直りはカッコよかった。
・パブロとコシモの関係性良すぎる〜〜〜。湖のシーン、血まみれの本作におけるオアシス……。、||






