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@blue_n_yellow
2026年1月4日
国宝 下 花道篇
吉田修一
読み終わった
ページをめくる指が止まらず、上巻よりも早く読み終わった。
映画も同様だったが、次々と時代が移りゆく展開がかえってその間のそれぞれの生活を想像させる余白となっていてよい。
まさか、歌舞伎座の天井から見ている「誰か」が最後にわかるとは。私が鈍感だったのかな笑
最後まで、喜久雄が心の底で何を考えているかが読めなかった。彰子のことは最初からずっと愛していなかったのかな。芸のことしか考えてなかったんだろうな。でもそれが喜久雄の魅力なんだよな。。
歌舞伎の知識が全くなかったので、映画観賞後に原作を読んだのは正解だった。演目こそ違う場面も多いが、その場の絵が頭に浮かんで、実際に歌舞伎座にいるような感覚で読むことができた。
また、映画ではほとんどまたは完全に削られた徳ちゃんや弁天などのストーリーも楽しめたし、どの人も喜久雄にとって不可欠な人物だったなと感じる。
久々にこんなに長い小説を読んだけど、良い体験だったな。

