いさ
@zvsinombvs36502
2026年1月5日

罪深き緑の夏 (角川文庫)
服部まゆみ
読み終わった
結構積んでいた本。
謎は謎のまま(ある程度推測できても)放置されているものの、謎を解き明かすのが主眼ではないんだろうという雰囲気。
昭和から平成にかけての時間軸なのに、いっそ読みやすく、古びた物語と思わず楽しく読めたのは「そういう時代」であることを前面に出していて逆にとっつきやすかったせいかも。変に時間軸が分からないより、今ではないいつか、だというのが読みやすいというか。
最後の章も、もう10年以上昔の世界。現代の“彼女”ならば、幼少の記憶をどう感じるだろう?
もしかすると、因習めいた世界は記憶の中に残るのかな。
夏という季節が美しいもののように思えたあのころの話。