
福藻
@fuku-fuku
2026年1月5日

くらやみに、馬といる
河田桟
読み終わった
夜明け前の森で馬と過ごす時間には、互いの輪郭が溶けあうような感じがあるという。人だとか、馬だとかいう領域を超えてただそこに存在していられる、境界のない世界。
くらやみを知る人は、あかるい場所からは認知できないものに目を向けられる人だと思う。あかるい場所に馴染めなくても、くらやみを知る人同士はどこかでつながっている。くらやみには境界がないのだから。
そう思わせてくれたこの本を、一年のはじまりに読めたのはとてもいいことだった。今年も本の周辺で、くらやみを知る人たちと出会えるような気がする。




