

福藻
@fuku-fuku
湖のそばで暮らしています。だいたい家にいて、たまに本屋で働いています。
- 2025年10月9日朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』キム・ジニョン,小笠原藤子読みたい
- 2025年10月7日それ、すべて過緊張です。奥田弘美読みたい
- 2025年10月5日人質の朗読会小川洋子(小説家)読みたい
- 2025年10月5日自分の時間へ長田弘読みたい
- 2025年9月28日言葉を生きる池田晶子
- 2025年9月27日本の読める場所を求めて阿久津隆読みたい
- 2025年9月22日
- 2025年9月19日やわらかい頭の作り方ヨシタケ・シンスケ,細谷功読み終わった
- 2025年9月17日
- 2025年9月13日痛いところから見えるもの頭木弘樹
- 2025年9月12日星の牧場庄野英二読みたい
- 2025年9月10日本屋のパンセ三砂慶明,奈良敏行読みたい
- 2025年9月9日
- 2025年9月8日庭の話宇野常寛読みたい
- 2025年9月4日石牟礼道子石牟礼道子読みたい
- 2025年8月31日湖まで大崎清夏話したおととい、昨日と朗読を聴き、大崎さんの声を含んだままの体で、朝から湖まで歩いた。パートナーも誘った。湖畔で暮らしはじめてから、そろそろ半年になる。余白を求めてこの町に来たはずなのに、今、私たちはせき立てられるように生活している。この状態から抜け出せない苛立ちからすれ違いが続いていたけれど、落としどころを見つける気力もなかった。だからこの日、並んで湖を眺めながら「やっぱりこの町に来てよかった」と言い合えたことは希望だった。 散歩から戻って、あたたかいミロを飲みながら話をした。「昨日の庭文庫で、“心の中の湖”って話があったよね。僕にとっては、それって山だと思う」生まれ育った山が、心の中にあるのがわかったと言う。それを見つけられてよかった。私には私の湖があるし、この人にはこの人の山があると思えたら大丈夫な気がしてきた。
- 2025年8月30日湖まで大崎清夏岐阜・庭文庫「わたしたちの湖まで」へ。ガラス戸の向こうから漏れ入る蝉の声と大崎さんの声とが重なって、この日の朗読は体にさらさら流れ込む。同じ詩でも、聴く場所が変わると感じ方も変わるのが新鮮だった。夕暮れ前、立派なスイカをみんなでいただく。畳の上にあぐらをかいて、指や頬を甘い汁で濡らしながらじゅるじゅる食べた。ただそこにいるだけで、あの空間の一部になれたことがうれしかった。パートナーと交代で運転しながら、日が暮れていく高速道路を帰る。
- 2025年8月29日湖まで大崎清夏朗読会大阪・black bird books「大崎清夏朗読会」へ。近くの居酒屋でビールを2杯流し込んだ体に、大崎さんの声がじんじん染み込む。会場には、そこに集う人たちの静かな静かな高揚が充満していた。息を吸うたびにそれを体内に取り込む感じが安心で、深呼吸を何回もした。行きたかった場所に行って、聴きたかった声を聴いて、会いたかった人たちに会えた夜。大人になったことをめいっぱい喜びたいような夜だった。
- 2025年8月25日自分の仕事をつくる西村佳哲読み終わった会社や何やらの組織で働くことに限界を感じていて、それじゃあもう組織から離れて自分ではじめるしかない、でもどうやって、私に何ができる?そんなことばかりが頭の中をぐるぐるとしていたときに読んだ。自分がこれまでの働きに感じてきた気持ち悪さの正体がわかって、やっぱり自分ではじめるしかないという気持ちが増す。自分の「これがやりたい」をとことんまで突き詰めて、仕事にしてきた先達たちの言葉は何度でも反芻したい。図書館で借りた本だけど、これは買う。
- 2025年8月25日
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