"死神の浮力" 2026年1月5日

紺
@konniro
2026年1月5日
死神の浮力
死神の浮力
伊坂幸太郎
もう一度千葉さんに会いたくて読みました。 複数の人間と向き合う短編集だった前作とは違い、今作は一人の死のため、たった一週間の出来事が描かれています。 リアリティライン、小さな疑問、シュールな笑い、それらをまとめて伝える説得力の強さなど、とてもバランスよく、最後まで楽しく読むことができました。 果たして彼に「キャンペーン」が使われたのかどうか。気が急いて読み落としてしまっているかもしれませんが、これは読者に委ねられていると受け取っています。 私は伊坂幸太郎さんの作品を読むのがこれで二作目です。 読了後にこのような気持ちを抱けるなら、「救い」も描かれるなら、他の作品も読んでみたいと思いました。 余談ですが、今回千葉さんの脳内イメージが何故か米津玄師さんで固定されていたため、クライマックスシーンのあそこもずっと米津玄師さんが……で、ちょっと面白かったです。
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