
byakko
@byakko
2026年1月5日

南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)
ピーター・メイル,
池央耿
読み終わった
面白かった。とても。
何十年も前に流行ったこの本を当時イギリスびいきだったわたしはふぅんと横目に見ながら通り過ぎたわけだけれど。もっと早くに読んでおけばよかったと思うくらい、自分好みだった。
驚いた点が二つあって、一つは書いたのがイギリス人だったということ。フランスの話であると同じくらい自虐と皮肉の混じったイギリスの話でもあった。もう一つは、思っていたよりも中身も旨味も詰まった作品で、当時はこのくらいの話を普通にみんなが読んでいたんだよなという軽い再発見だった。文字量だけで言えば、昔と今とどちらがどれだけ多くこなしているのかわからないけれど、今この文章を苦に感じず読める人は昔ほどいないのではないだろうか。
