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@byakko
  • 2026年4月6日
    シャーロック・ホームズの復活
    シャーロック・ホームズの復活
    短編集第3弾。さすがにパターンから物語の予想がつくことは増えてきたけれど、探偵の魅力は相変わらず。 このシリーズの訳は癖が少なく好きだけれど、物語を読むのに必要のない(「シャーロキアンの中では有名」のような)脚注は少しうるさく感じる。
  • 2026年3月31日
    キネマの神様 (文春文庫)
    [ Kindle Unlimited ] 映画をめぐる人々と家族の物語。 エッセイかと思って読み始めたら、引き込まれるお話と文章力で、一気に読まされてしまった。面白かった。昭和の時代にはちらほら見られた主人公の父のような人も、今の時代ならではのネットに精通した若者のことも、両方を実感を伴って想像できる自分くらいの世代が一番楽しめる物語かもしれない。
  • 2026年3月26日
    紋章学入門 (ちくま学芸文庫)
    西欧で使われる紋章について。手強い内容ではあるけれど、とても興味深かった。これで初歩にも満たないレベルの内容だと言うから、どれだけ複雑なのかと天を仰いでしまう。読んだそばから忘れてしまう自信があるけれど、この先絵画などで紋章に触れた折には、少し違った目で見られるかもしれない。
  • 2026年3月21日
    ヨーロッパ国際列車追跡乗車記
    [ Kindle Unlimited ] 1970年代から80年代に活躍したTEE(ヨーロッパ国際急行列車)の写真取材記録。 EUのまだ存在しない当時から、ヨーロッパ各国が協力して列車の規格統一を成し遂げ国際列車を走らせていたことに驚きつつ、旅情たっぷりの古き良き時代の写真を楽しんだ。誤字脱字が散見された点だけが少し残念だったかな。
  • 2026年3月19日
    江戸お留守居役の日記 寛永期の萩藩邸 (講談社文庫)
    [ Kindle Unlimited ] 江戸の時代、萩藩の江戸藩邸にて、藩と幕府(あるいは他藩)との折衝にあたっていた留守居役の日記を中心に当時の藩邸の様子を再現した本。 驚くほど面白かった。一級の資料があれば、ここまで生き生きと当時の様子を浮かび上がらせることができるのかと。根回しやら調整やら、当時も今も悲しいくらいに大差ないね。人の命が軽い点だけは今とは違うか。
  • 2026年3月17日
    僕には鳥の言葉がわかる
    面白かった。シジュウカラが言葉を持つことに気づき、解明し、人々に広めていく様を綴った動物学エッセイ。 鳥が言葉を持つこと自体は、わたし自身、不思議と縁のあるスズメでごく自然に受け入れていたことだったので、何をいまさら世界的な話題にのぼることが?と思っていたけれど(その点については今なお不思議に思う)、我慢強いデータ収集やひらめきを伴う実験でそれを証明していく術はとても興味深く面白かった。ユーモアのある文章も好感が持てた。 人間だけが他の動物と異なる特別な存在だとか、天動説もそうだけれど、欧米の宗教観による思い込みが過ぎるんじゃなかろうか。
  • 2026年3月16日
    明日は、いずこの空の下
    ファンタジー小説の担い手として高く評価される著者による児童文学に絡めた自伝的エッセイ。著作の評判は耳にしていただけに、期待を持って読んだけれど、文体も内容も漂う著者の人柄もあまり自分には合わなかった。残念。
  • 2026年3月14日
    わたしのマトカ
    わたしのマトカ
    片桐はいりさんによるフィンランド滞在記。おもしろかった。難解な言葉を用いているわけではないにも関わらず、言葉選びや語調に個性を感じるとてもいい文章だった(それってすごく難しいこと)。 フィンランドの真髄にわたしまで少し触れられた気がしたほか、度胸・愛嬌・正直さ・ひねくれ、彼女の魅力もたんと詰まってた。 敢えて言うなら、別の地域での思い出は別の機会に取っておいていただいて、あくまでフィンランドに特化してもっとお話を聞きたかったかな。次作も気になる。
  • 2026年3月12日
    中世ヨーロッパの色彩世界 (講談社学術文庫)
    ようやく読了。苦しかった。 当時の紋章・絵画・文学上の色表現などから、当時の人々がどの色にどのような意味を感じていたかを解き明かす内容… のはずなのだが、未だ研究途上なのかうまく整理できておらず、読んでいて困惑が深まるばかり。 各色が相反する意味を持っているのが(◯は誠実という意味だが不誠実という意味もある、的な)、時代や地域の違いによるものなのか、同じ条件で使われた際に正反対の意味を持ってしまうのでは使いようがないわけだから、何か使い分けがあったはずなのだが、そこまで研究が届いていない。 筆者もまだ手探りの中で著された書といった印象。
  • 2026年3月1日
    本所おけら長屋(二) (PHP文芸文庫)
    短編時代小説シリーズ2作目。今回も最初から最後まで面白かった。肩の凝らない人情味のある短編集なので、隙間時間に安心して読める。まだまだ先があるのがうれしい(20作以上)。のんびり制覇したい。
  • 2026年3月1日
    砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)
    [ Kindle Unlimited ] 砂糖という「世界商品」に着目して、歴史や文化の因果関係を解いていく。国に捉われないダイナミックな視点で世界を眺めることで地域の関係性が非常にわかりやすくなり、そういうことだったのかと何度もはっとさせられた。抑えた言葉の中にも多くの意味が感じ取られ、ジュニア新書ではあるが、大人にも一読の価値がある。
  • 2026年2月15日
    【POD】二輪馬車の秘密【完訳版】
    【POD】二輪馬車の秘密【完訳版】
    19世紀に書かれた犯罪小説(1886年)。文章の構成・人物や社会描写のリアルさ・古典の引用など、驚くほど洗練されていて舌を巻いた。 謎解きは現代に比べるとシンプルではあるものの、同時代のホームズ(初出1887年)やブラウン神父(初出1911年)と比べても文章力では抜きん出ているのではないか。 あまり耳にすることのない19世紀当時のオーストラリアが舞台なのも興味深かった。訳もよかった。
  • 2026年2月13日
    ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)
    ブラウン神父の童心 (創元推理文庫)
    ミステリーを謳った寓話のような短編集。シリーズ初読でしたが、自分向けではなかったかな。訳文の癖もあるかもしれないけれど、神父も作者も頭でっかちな印象。描きたい種明かしありきでその後に肉付けしていったような、リアリティのなさが気になった。神父の個性にも魅力を感じなかった。
  • 2026年2月3日
    カラー版 名画を見る眼 Ⅰ 油彩画誕生からマネまで (岩波新書)
    西欧の名画15点と共に、それらの持つ美術的意義や社会背景などを解き明かしてくれる書。新書ゆえに遊びのない簡潔な文章で、時に字数制限からか強引にも感じる説明もあるにはあったけれど、勉強になりました。時に作者の高階秀爾さんのお名前にとても見覚えがあるのだけど、はてどこでお見かけしたんだったか。
  • 2026年1月28日
    カラス殺人事件 (角川文庫)
    カラス殺人事件 (角川文庫)
    イギリスの田園が舞台のミステリー小説。一気に読み終えてしまったけれど、きれいに伏線が回収されていく感じでもなく少し首を傾げることが多かった。コージーミステリーと言うには事件の描写も生々しすぎるような。
  • 2026年1月28日
    沢野ひとし 食べたり、書いたり、恋したり。
    若い頃、椎名誠氏の作品をよく読んでいた。沢野ひとしさんはそこに出てくる仲間として記憶していたけれど、彼自身の作品を読むのは初めてだったかもしれない。気を衒いすぎず、気楽に読める短編エッセイ集だった。機会があればもう少し読んでみたいな。
  • 2026年1月26日
    イギリスだより ――カレル・チャペック旅行記コレクション
    ユーモアの中に鋭さも光るエッセイ。この当時のイギリスはこうだったのだなぁと違いを感じる部分が2割、昔もこうだったのだなぁと今と変わらない部分が8割。訳が少し読みづらく感じたが、原文もこんな感じなのかな。
  • 2026年1月23日
    定年からの男メシの作法
    ひさびさの東海林くん。大好きな丸かじりシリーズがKindle Unlimitedにはないのを残念に思いながら読んだら、ほとんどが丸かじりからの抜粋だった。得をしたような損をしたようなまあどちらでもいいですねという気分になるくらいいつも通り楽しかった。
  • 2026年1月19日
    回想のシャーロック・ホームズ 【新訳版】 シャーロック・ホームズ・シリーズ (創元推理文庫)
    ホームズ短編集・第二弾。各話は決して長くはないはずなのに、一話終わるごとのこの充実感はなんなのだろう。推理小説としての面白さとその隙間から溢れ出るホームズの個性と。必要にして十分以上で、逆に長編のミステリーはなんで長編なんだっけと過去に読んだ本の記憶をたぐってしまう。
  • 2026年1月10日
    徹子と淀川おじさん 人生おもしろ談義 立東舎文庫
    黒柳徹子さんと淀川長治さんによる対話。より正確には、淀川さんが「徹子の部屋」にゲストとして招かれた際の書き起こし。 気分転換に買ってみたそのまま、いいリフレッシュになりました。 内容そのものに感動を覚えるというよりは、お二人の声が聞こえてくるような濃いキャラクターを持つお二人… 今の時代であれば、なにかしらの区分を与えられここまで成功することが許されなかったかもしれないお二人が、表舞台で生き生きとされている様子を感じ、いいことばかりではなかったけれど昭和にはこういう寛容さはあったなと思い出した。
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