モクロみ☆彡 "see you again" 2026年1月5日

see you again
図書館で予約してたんだけど12月28日に準備連絡がきて翌29日から昨日まで年末年始休館で、今日受け取ってきた(年末年始に読みたかったんだけど!)。恐るべきことに受け取ってきて8時間で、他の用事も挟みつつあっという間にザッと最後まで読んでしまった。すごい力を持った本。全ての親に読んでほしい。親に限らずこの本に興味を持った人は全員読んでほしい。924ページ2段組も全く苦にならないし、読んで後悔はしないと思う。 私は自殺した少年の1学年上なんだけど、私の通っていた中学校(地方)にはヤンキーとかはいなかったからこの本に出てくる中学校に当たり前のように毎年ヤンキーがいてパシリがいた、っていうことに驚いた。まぁ私の中学校にも2年上の先輩まではヤンキーがいたっていうから、場所によってはギリいたのかもしれない。「ギリいた」最後の世代なのかなあ。 パラパラと読みながら「最後まで読んだら中学校が大嫌いになりそう」と思ったけど、だいたいその感想は変わらないんだけど。 私の息子と娘は地域の公立中に入れ替わりで通い、今年の3月で娘が卒業するのでようやくおさらばになる。2人とも中1の途中から不登校。息子はいわゆる不登校選抜で公立高校を受験し、高校は欠席することなく通った。私がこの中学校が大嫌いになった理由は、「優等生中心になってないか?また、優等生の負担が大きすぎないか?」ということと、「常に正論と建前だけ(不登校になってさえ)」ということ。30年も経ってるのにこの本に出てくる中学校と全く同じ匂いがする。教師たちの「指導案」、教師と生徒の「四行日記」、全く同じ。この本を読むと体罰が当たり前にあったようで、そこは今とは違うけど。 「子供の話を聞かずに決めつけてくる先生」「子供達に見放されてる先生」っていつの時代もいるんだね。私の子供達と先生との関わりでも、素晴らしい先生もいたが、よくない先生に当たった時の影響が大きすぎると感じている(息子の学年は小学校のとき、学級崩壊もしている)。悪くするとその後数年が大変なことになる。 学校だけが悪いわけじゃないが、学校にできることはあった。誰もがいじめられていることを訴え出られるわけじゃない。勉強が苦手で部活にも打ち込めないから非行に走る(ように見える)生徒たちだって、自分の気持ちを先生に対して適切に表現できるわけじゃない。そこを汲み取るのが教育を学び実践する教師であり、その集まりである学校なのに、と思う。 最後の座談会で、非を認めて生徒に素直に謝った先生と、カウンセリングは魔法ではないと語り、教師が発行しようとした「カウンセラー通信」やクラスでのいじめのロールプレイに待ったをかけられるスクールカウンセラーの先生が出てきたのが救いだ。 もう一度、じっくり読みます。
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