
ロッタ
@rotta_yomu
2025年1月7日
わたしたちが光の速さで進めないなら
ユン・ジヨン,
カン・バンファ,
キム・チョヨプ
読み終わった
一言で説明するなら、韓国の若い女性の書くSF短編小説なんだけど、SFを通してチョヨプさんが書いているのは、人間が懸命に生き抜く姿だと思った。
登場する人物は孤独と喪失感を抱えている。
そして何かしらのマイノリティであることが多い。
愛する人に会いたい、愛する人の側にいたい。
願いはそれだけなのに。
小説内で、未来の人間たちは宇宙へ飛び立つ。
今より技術は発展し、理想の社会を作る。
よりよく生きたいと願い向上した結果願いは叶っているのに、なぜ孤独になるのだろう。なぜ置いてかれる人々がいるのだろう。なぜ寂しいのだろう。
本物じゃなくても会いたいと思う。
本物じゃなくても信じる。
登場人物たちは弱者と呼ばれる人々だけれど、弱いわけではない。
しっかり前を見て、意思を持ち、愛する人へ手を伸ばす。




