春束💐 "信仰" 2026年1月5日

春束💐
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@harutaba
2026年1月5日
信仰
信仰
村田沙耶香
村田沙耶香の小説を初めて読んだが、普遍的価値観からは異端とされうる価値観を異端と弾くことなく、当たり前に淡々と描写するところが好きだ。受け容れられているように感じる。SFも少し懐かしい感じがあり、面白い。 特に印象に残ったのは以下の短編。 「土脉潤起」女3人で家族になり、子どもをつくる話。野生に回帰した姉との対比が興味深い。 「気持ちよさという罪」多様な人を受容することと、奇妙な人をキャラクター化して安心するという形で排除することの違いを理解し、真の意味での多様化を祈るエッセイ。 「書かなかった小説」自分のクローンどうしのセックスや、クローンへの恋慕の描写を経て、一人のクローンと逃避行して「クローンA」であることを脱け出す。 「いかり」パレスチナへの連帯と愛、そして幼い頃に失った「いかり」という感情についてのエッセイ。
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