信仰
219件の記録
Marie@romarie2026年1月8日読み終わった久しぶりに日本の作家さんの小説。 『コンビニ人間』がかなり印象深かったのと、「カルトをつくる」という表題作が気になり手にとった。 エッセイとSFの短編。気持ちが貫かれるような生々しい感覚があった。SFも、一歩ずらしたらこうなりえるという妙な現実味がある。いや、もしかしたらこの世界さえも、ある次元ではこのように小説の中に描かれているのでは? この現実が、描かれた世界とどう違うのか、という感覚にさえなってくる。 村田さんの言葉に対しての誠実さが誠実すぎて、苦しくなってくる。でも、この感覚は得難い。



つかれた@tomatomi2026年1月7日読み終わった📗お友達に勧められて購入。短編集。宇宙人の展覧会の話は未来の宇宙の様子が目に浮かぶしとても美しい。肉の話ちょっと怖い。瑠璃さんはどうなったの。。信仰って色んな捉え方がある。- 1000@1000ml2026年1月5日読み終わった最近の気になるテーマがまさに「信仰」なので読めてよかった。自分が研究職だからなおのこと感じることではあるけれど、科学を研究している人たちは科学を「信仰」しているのだと思う。チ。を読んでいる時も感じたけど、科学と宗教は相反するものではなく、対立軸ではなく、どちらも「信仰」だな、とあらためて思う。 わからないことをわかりたい、答えがほしい、答えがあると信じたい、わかって気持ちよくなりたい。研究は祈祷に似ている。




春束💐@harutaba2026年1月5日読み終わった村田沙耶香の小説を初めて読んだが、普遍的価値観からは異端とされうる価値観を異端と弾くことなく、当たり前に淡々と描写するところが好きだ。受け容れられているように感じる。SFも少し懐かしい感じがあり、面白い。 特に印象に残ったのは以下の短編。 「土脉潤起」女3人で家族になり、子どもをつくる話。野生に回帰した姉との対比が興味深い。 「気持ちよさという罪」多様な人を受容することと、奇妙な人をキャラクター化して安心するという形で排除することの違いを理解し、真の意味での多様化を祈るエッセイ。 「書かなかった小説」自分のクローンどうしのセックスや、クローンへの恋慕の描写を経て、一人のクローンと逃避行して「クローンA」であることを脱け出す。 「いかり」パレスチナへの連帯と愛、そして幼い頃に失った「いかり」という感情についてのエッセイ。
🐳💫@4681220pla2026年1月4日読み終わった「現実こそ、あなたの洗脳です。それこそがあなたが一生を共にする美しく完全な幻覚なのです。」 早くも2026年個人的ベスト短編集?候補。 特にエッセイ調?で書かれている話が好きだった。
ブッ雲チ@bookumochi2026年1月3日読みたい読み終わった「信仰」の現実カルトは面白かった。まともそうに見えた主人公が…ってやつ。鼻の穴ホワイトニングとか高い食器のブランド名とか、なんか変だけど絶妙にありえそうな気がする。 「生存」の主人公の、生存確率など気にせず自分にとって自然な生き方を選択するみたいな姿勢はいいなと思った。野人になるほどの根性は私にはないかもだが… 随筆のスイス滞在記の部分は、ハン・ガン「すべての、白いものたちの」と共通する手触りを感じた。- 3u@_3y5s2026年1月2日読み終わった@ 自宅2026年最初の1冊。 合間合間で読めるように、と短編集を選んだけれど、惹き込まれてしまって一気に読んでしまった。 自分の信じているものは、見ているものは何なのだろう。私たちは本当に自分で考えて、選択をして、日々を生きているのだろうか。そんなことを考えました。

頭木弘樹@Kashiragi2026年1月1日読み始めたオーディオブックで聴いている途中。すごい!すごすぎる!びっくりしている。 文庫の装幀が素晴らしいなあと思ったら、やっぱり鈴木千佳子さんだった。紙の本も買う。







あとの@gokigen2025年12月31日読み終わった2026年の目標の一つに「本をたくさん読む」ことを掲げたものの、続くか心配しかないためフライングで昨日から読み始め、本日読了。 この本は単行本が発売されたときに一度読んだが、文庫化にあたり、追加でお話が収録されているということで改めて手に取った。 村田さんの作品はコンビニ人間、地球星人、そしてこの信仰しか読んだことはないけれど、どのお話も衝撃的に面白く、似たような気持ちを持っている人がこの世界にはいるんだと私の心を軽くしてくれた。(一方で、ホラーや気持ち悪いとの感想を見てやっぱりという気持ちにもなる。) 生きていると、どうしても「普通は〜」と考えてしまうが、世の中には想像もつかないくらい色んなことがあるはずで、その一端を垣間見ることができるから、私は村田さんの作品に惹かれるのだと思う。
山羊子@yagiko_kari2025年12月30日買った読み終わった小説やエッセイを読んで、べつの作品を読みたいと思うことはあっても、会ってみたいと思うことはないのに、村田沙耶香には会って話を聞いてみたいと思った。
遊木@読書記録@yuki_no_book_cafe2025年12月4日読み終わった@ 本に没頭できるカフェ Good Rack1つ目の「信仰」まで読んだ。面白い……→「生存」を読み始め、世にも見てる気持ち。世にも大好き!→カフェで読み終えるつもりが、チーズトーストが美味しすぎて難しかった…帰りの電車内で読了!とても面白いのと、難しいのと、色々お話が読めてとても良かったです!テンランカイのお話がいちばんすき.


一年とぼける@firstareethe2025年12月4日かつて読んだ感想読む順としては巻末に載っているエッセイ 書かなかった日記 から読むのが良いのではないか。どの様な内容かは、だいぶセンシティブなエッセイなため詳細は控えるが、村田沙耶香が何に抱えられ続け、作品として書き続けているのか誠実に語られていると感じた。読者側もその作者側の誠意を抱えながら他の作品へと目を移すべきだと思う。最後に置かれた作品なので作家側の意図とはズレた提案かも知れないが、これから読む人には是非その様に読んでみてほしい。 本当は短編集故に強く感じられた、あまりに都市(都会)に限定されたモチーフと、その対比として掲げられる都市「外」という象徴の繰り返しについてうだうだ文句つけたかったのだが、それ以上に最後のエッセイに感じ入ってしまった。

macochi@macochi2025年12月3日読み終わったこの人の書くお話は完膚なきまでに(私にとって)ホラー枠なんだけど、ご自身について書かれる文章はそうでないことが分かりなお一層好きになりました。






ぱやや@payapayaya2025年11月30日読み終わった借りてきた表題作は面白かった。ほかの話は字が滑って読めなかった お蔵入り未完作の継ぎはぎを掲載しててなんかすごいな、となった。同人誌ならともかく、一般流通の本でやっていいんだ 非難したいわけではないけど、この本にお金払わなくて良かったと思ってしまった


私の個室@yuco702025年11月22日読み終わった文庫化された村田沙耶香の短編集「信仰」を全部読んだ。表題作は前に読んでたけどまた読んでもすごく面白かった。笑える。あとエッセイも入っててそれがとても良かった。本当に命削って書いてる人だと思う。






miki@mikis2025年10月28日読み終わったSF系の作家さんと聞いてずっと手が伸びなかったけど、初めて読んでもっと早く読めばよかったと後悔。 いつも見ている世界に別の視点を与えてくれる。 ほんのちょっとだけ世界線をずらして、 「社会の常識」の怖さに気づかせてくれる。 「多様性」という言葉の気持ち悪さ。 エッセイも村田沙耶香さんという人を垣間見られた気がして良かった。









猫流通センター@kn05052025年10月28日読み終わった著者のエッセイも入っている短編集。村田沙耶香さんという方を作品越しでしか知らなかったが、この本でグッと知れた気がする。また、たった数ページで物語にのめり込ませる力がすごい方だと思った。
しろ。@shiro_book2025年10月10日読み終わった@ 自宅なんでこんな世界が描けるんだとずっと思ってた、村田沙耶香さんの頭の中を少し覗けた気がした。 小説とエッセイが混じっていて、作者のことが書かれてることに気付かないなんて。すごい本だ。





Yuri@yuririri682025年10月9日読み終わった短編小説集だったことに買ってから気づいた うまく言えないけど、人にはその人が思う正しさがあって、何かに縋って生きることで楽になったり幸せになることだってある 所詮私たちは狭い世界でしか生きていない 何かを信仰することは悪いことではない 宗教、生存率、均一性、死生観、色んなテーマだったけど、共通してそんなようなことを思った


aida@9mor12025年10月8日読み終わったオーディブルで聴いた。 「土脉潤起」「書かなかった小説」「最後の展覧会」がよかった。作家は同じことをいる色なやり方で繰り返し描くものだと思うけど、そういう意味ではサビばかりの短編集だと思った。
☁️@mmccxx2025年9月24日読み終わった図書館本・村田沙耶香作品、久々に読むとやっぱりおもしろい。文体がシンプルなのが作風とかっちり噛み合っていて、よりおもしろさが増してる気がする。 ・良かったのは『書かなかった小説』『最後の展覧会』。


ヨハネくん@plaudite_opera2025年9月21日読み終わったすごく面白かった 1番好きなのは「最後の展覧会」かな あまり体調が良くないのにスルリと体に入ってくる文章(文体?)も心地良かった 久しぶりに落ち着いた時間を過ごせた事に、村田沙耶香さん及び文春文庫編集部へ感謝の念を持っている 今は村田沙耶香さんの著作だと「コンビニ人間」しか手元にないが、接客的に本屋で新品で購入して読ませていただきたい

𓇌𓅱𓇌@dccxxiv___2025年9月19日読み終わった「『ヒュポーポロラヒュン』はトコロンロン星人特有の概念なのだろうな、と思いました。でも、いつか、『ヒュポーポロラヒュン』という概念がある星に、カールたちから預かったコレクションを引き渡したいという気持ちを、どうしても諦めることはできなかったんです。自分でもわからない概念を説明するのは骨が折れましたが、カールたちが僕に『ヒュポーポロラヒュン』について一生懸命教えてくれたことを、何度も繰り返して伝えました。カールによれば、それを見ると、身体の中に、花が咲くそうです」 最後の展覧会/p.137

pera@tuttipera_2025年9月10日読み終わった2000年代後半のインターネット小説サイトにあったような文体・展開という印象。自身の内面描写は繊細だけど、他人の描写や他人との距離感が変な感じで、妙に感性が幼く感じられる。他人を見下しているのかも。人気作家なのかもしれないが、個人的に好きでない。
めい@meiji_chan2025年9月1日読み終わった『コンビニ人間』しか読んだことはないけれど、あまりにも印象が強かった村田沙耶香さん。SFのようでもあり、私小説のようでもある。真綿で首を絞めるような穏やかさと鋭さで描かれる生きづらさ、違和感、疑問、悲しみ、いかり、死にたさは殺傷能力があまりにも高い。これほど流麗な言葉の形にするのはどれだけ苦しいだろう、または癒されることなのだろう、色々考えてしまうけど最終的には「すげー」でまとめてしまう。








とりもも@torimomo2062025年8月20日買った読み終わったこの方の本を初めて手に取りましたが、村田ワールドと言われている意味がよくわかりました。 ショートショートで読みやすく、うっすら人間が嫌いな私にとって、とても大好きな世界観でした。いやもう本当、世の中は『信仰』だらけですね 文庫版は追加要素でエッセイが入っています。繊細で傷つきやすく優しい方なんだなと思ったと同時に「ねんりょ」に苦しむ日々にリアリティがあって、なんともいえない読後感となりました。


あいすま@asuma-konchiwa2025年8月12日読み終わったあらすじに引かれて読んでみた。 一つ一つの物語の設定にハマっていく瞬間に終わっちゃうのが名残惜しかった~。(短編だからね) 個人的には、イラストレーターの西造さんの絵柄で脳内再生された。 なんとなーくだけど、 自分が異端だと自覚があって周りから浮かないように必死に適応していこうとする焦燥感と、 自分が知らないところで知らないうちに死んでいく生命があって、その犠牲の上で成り立っている社会に対する抵抗(?)みたいなものが作品にあるのかなと感じた。(2つは少し繋がってるかも?) 『コンビニ人間』とこれしか読んでないから、全然違うかも!もっと読ませていただきます。




ぱち@suwa_deer2025年8月5日読み終わった『世界99』読書会に向けてやはり読んでおいた方が良いだろうと思い、単行本は前に読んでたけども再読。 以下、収録作を抜粋しての簡単な感想メモ。※ネタバレ含む。 「信仰」 それ「原価いくら?」が口癖での主人公。 子どもの頃はまだよかったが大人になるにつれて友人や恋人が離れていく。 そんな状況から自分を変えるべきなんじゃないか?と思い、高校の同窓会をきっかけに、一緒にカルト商法をやろうと誘う同級生にわたしを洗脳してくれと提案するという物語。 物心ついた時に刷り込まれた「世界観」を消去することは可能なのかどうか。 村田作品で主人公がある種の出自を語る時に「世界から産まれた」という風な言葉を使うけれども、それほど世界とわたしとが一体になっていて、それを分かちようもないのものとしての比喩として「信仰」という言葉が出ているのかなと思った。 「生存」 個々人のお金を稼げる能力に対応して生存率がランクづけされている社会。 Cまではギリギリ都市社会で暮らせるが、D以下になると「野人」となって自然環境で生き延びなければならなくなる。 しかもいわゆる「人新世」で自然災害が激化していているという状況。 主人公のランクはDよりのC。 交際相手のランクはAで、ふたりで「生存率」を測定してもらうのだが、ふたりの交際を続けると生存率は著しく低下するという判決が出る。 恋愛よりも生存率の方が判断基準が高い世界であり、主人公は二重の意味で「世界を受け入れる」結末が印象深く残った。 まるであらかじめ決められていたことを知っていたかのようだ。 変えようのない世界で生きるというのは、ひとつだけの運命を生きるということなのかもしれない。 「土脉潤起」 ひとつ前の収録作「生存」と対照的な作品。 「野人」となった姉が暮らす山へたびたび様子を見にいく主人公の話。 「世界観」と「本能」との対比を描いているとも受け取れる。 「本能」と書いたがその描かれ方は普遍性を持ったものとしてではなく、「世界」におけるバグのようなものとして必然的に生まれるものように描かれている印象を持つ。 「書かなかった小説」 他の作家の作品を持ち出してアレだが今村夏子の「あひる」を裏返したような小説だと思った。 でも『コンビニ人間』のコンビニの店員にしろ、『世界99』のピョコルンにしろ、代替え可能な存在は絶えず村田作品にも登場する。 「世界」を存続させる上で何か犠牲となる存在が必要だという話になっているのだけれども、『世界99』においてはそれが世界を覆し得る存在にもなっている。 そしてこの小説ではまずもって「世界」以前の「家」を覆すものだというのを描いた物語になっているのだろうなと受け取った。 「残雪」 『世界99』を読んだ後だとあの人物の内面に通じるもの描いた作品に他ならないのではないか?と思わざるを得なくていろいろ感慨深かった。




ev@ev2025年7月19日読み終わったエッセイの『気持ちよさという罪』が良かった。 「どうか、もっと私がついていけないくらい、私があまりの気持ち悪さに吐き気を催すくらい、世界の多様化が進んでいきますように。」


七@nnnn2025年7月19日読んでる夏子のクローンの話、『書かなかった小説』。 誰に自分を投影するでもなく、ぼんやりとこのシーンを眺めているような感覚。シーンが飛び飛びで書かれていて、その書かれていない部分を、描写の厚みとしてみた。
ちゃーりー@charlies_books2025年7月6日読み終わった絶対に好きだろうなと思いつつ、今までなぜかこの人の本を読んでこなかった。 そしてやっぱり(?)好きだった。 繊細に言葉が積み重なって世界が作られてる感じ。 ずっと「ある」世界を言葉で伝えてもらっている感じ。



なみだめ@nmdm2025年7月6日読み終わった信仰への理屈と、エッセイがとてもよかった。エッセイは自分の経験に基づいて心の引き出しが開いて泣くというよりも、著者の心に接続したような気がして泣いてしまった。ダイレクトに涙が出てきた。あと「鼻のホワイトニング」ってワードめっちゃ好き。
羽花@uka_dasuko2025年6月24日読み終わった世界99の上を読み終わり、下を読みながら信仰も併読していて先に読了。村田さんは普段からこういうことを考えているのだなとよく分かる1冊だった。生存、書かなかった小説、無害ないきものが特に世界99を感じた。

Björn och Tiger@bjorn_och_tiger2025年6月10日読んでる『土脈潤起』の姉がぽう、と鳴くところでほうと思う。『オデュッセイア』の霊魂の群はちち、と鳴いていた。Googleカレンダーに二十四節気を表示する。




nogi@mitsu_read2025年6月7日読み終わった寝る前に少し、と思ったら一気に読み終えていた 村田さんの小説を読むのはこれが初めてで、わたしの中ではチャレンジだったので、もしかしたら合わないかも、と思っていたけど、まったくそんなことはなかった いつも見てる世界を、いつも自分が当たり前に持ってると思い込んでいる感情を、別の視線で見たらこうなるのかというような、驚きと、共感と、腑に落ちる感覚があって不思議と心地よかった 小説だけだと思っていたのでエッセイも私小説のような、同じ世界観の中にあるような感覚で読んだ というか、おなじ地平線のうえにある世界なんだと、わたしのなかでは思えた p108 〝 私はとても愚かなので、そういう、なんとなく良さそうで気持ちがいいものに、すぐに呑み込まれてしまう。だから、「自分にとって気持ちがいい多様性」が怖い。「自分にとって気持ちが悪い多様性」が何なのか、ちゃんと自分の中で克明に言語化されて辿り着くまで、その言葉を使って快楽に浸るのが怖い。そして、自分にとって都合が悪く、絶望的に気持ちが悪い「多様性」のこともきちんと考えられるようになるまで、その言葉を使う権利は自分にはない、とどこかで思っている。〃





t@tm_10332025年6月2日読み終わったSF要素のある短編たち。現実味がないなと思いつつ、こんな未来もありえてしまうのではないかと思わされた。世間がいう「普通」ではない世界に救われる人は自分含めたくさんいるんだろうな。 小説もおもしろかったけど、特にエッセイが好きだった。 多様性に対する向き合い方が良くて大事に読んだ。 凝り固まった価値観を壊してまた組み立てることは生きていく上で大切な作業だと思うし、村田さんの言葉にはそうさせる力がある。


nogi@mitsu_read2025年6月1日買った@ BOOK GALLERY KOBUNKAN|ミナモア広島店本読むのに小説読まないよねってよく言われるしその通りで、なぜか自分でもよく分からないから、ちょっとチャレンジしていってみようの会
もん@_mom_n2025年6月1日読み終わった心に残る一節@ 図書館3年半ぶりに読み返した『コンビニ人間』があまりにも面白かったので、2年半前に読んだ時にはいまいち理解できなかった『信仰』も今なら面白く読めるのでは…?と思い、文庫版を購入。結果、めちゃくちゃ面白かった。 基本的に現実離れした設定の物語は苦手だけれど、村田さんの文章で書かれると抵抗なくするする読めるのが不思議だ。 『生存』『彼らの惑星へ帰っていくこと』『残雪』が特に好き。『書かなかった日記』は言葉を噛み締めるように大事に読んだ。 村田さんの作品を他にも数冊購入したので、今月は村田沙耶香月間になりそう。 p.91 私は、誰よりも平凡な地球人になりたかった。それは、宇宙人であることがばれないように、用心深く地球人を演じ続ける宇宙人の姿と少し似ていた。違うのは、私はどこまでも地球人だということだった。私が帰る星はどこにもなかった。 p.113 どうか、もっと私がついていけないくらい、私があまりの気持ち悪さに吐き気を催すくらい、世界の多様化が進んでいきますように。今、私はそう願っている。何度も嘔吐を繰り返し、考え続け、自分を裁き続けることができますように。 p.155 感動は液体です。体の中を流れて、脳の汚れがざばざばと、あっという間に流れ落とされていきます。


aiko@aiko-02025年5月11日読み終わった文庫で追加された「無害ないきもの」が究極にディストピアだった。滅びるときの言葉が「おやすみなさい」なのがなんだか好きだった。 エッセイも追加されていて、今までの作品の書き方が腑に落ちた。






















































































































































