信仰

64件の記録
- ちゃーりー@charlies_books2025年7月6日読み終わった絶対に好きだろうなと思いつつ、今までなぜかこの人の本を読んでこなかった。 そしてやっぱり(?)好きだった。 繊細に言葉が積み重なって世界が作られてる感じ。 ずっと「ある」世界を言葉で伝えてもらっている感じ。
- なみだめ@nmdm2025年7月6日読み終わった信仰への理屈と、エッセイがとてもよかった。エッセイは自分の経験に基づいて心の引き出しが開いて泣くというよりも、著者の心に接続したような気がして泣いてしまった。ダイレクトに涙が出てきた。あと「鼻のホワイトニング」ってワードめっちゃ好き。
- 羽花@uka_dasuko2025年6月24日読み終わった世界99の上を読み終わり、下を読みながら信仰も併読していて先に読了。村田さんは普段からこういうことを考えているのだなとよく分かる1冊だった。生存、書かなかった小説、無害ないきものが特に世界99を感じた。
- Björn och Tiger@bjorn_och_tiger2025年6月10日読んでる『土脈潤起』の姉がぽう、と鳴くところでほうと思う。『オデュッセイア』の霊魂の群はちち、と鳴いていた。Googleカレンダーに二十四節気を表示する。
- nogi@mitsu_read2025年6月7日読み終わった寝る前に少し、と思ったら一気に読み終えていた 村田さんの小説を読むのはこれが初めてで、わたしの中ではチャレンジだったので、もしかしたら合わないかも、と思っていたけど、まったくそんなことはなかった いつも見てる世界を、いつも自分が当たり前に持ってると思い込んでいる感情を、別の視線で見たらこうなるのかというような、驚きと、共感と、腑に落ちる感覚があって不思議と心地よかった 小説だけだと思っていたのでエッセイも私小説のような、同じ世界観の中にあるような感覚で読んだ というか、おなじ地平線のうえにある世界なんだと、わたしのなかでは思えた p108 〝 私はとても愚かなので、そういう、なんとなく良さそうで気持ちがいいものに、すぐに呑み込まれてしまう。だから、「自分にとって気持ちがいい多様性」が怖い。「自分にとって気持ちが悪い多様性」が何なのか、ちゃんと自分の中で克明に言語化されて辿り着くまで、その言葉を使って快楽に浸るのが怖い。そして、自分にとって都合が悪く、絶望的に気持ちが悪い「多様性」のこともきちんと考えられるようになるまで、その言葉を使う権利は自分にはない、とどこかで思っている。〃
- t@tm_10332025年6月2日読み終わったSF要素のある短編たち。現実味がないなと思いつつ、こんな未来もありえてしまうのではないかと思わされた。世間がいう「普通」ではない世界に救われる人は自分含めたくさんいるんだろうな。 小説もおもしろかったけど、特にエッセイが好きだった。 多様性に対する向き合い方が良くて大事に読んだ。 凝り固まった価値観を壊してまた組み立てることは生きていく上で大切な作業だと思うし、村田さんの言葉にはそうさせる力がある。
- もん@_mom_n2025年6月1日読み終わった心に残る一節@ 図書館3年半ぶりに読み返した『コンビニ人間』があまりにも面白かったので、2年半前に読んだ時にはいまいち理解できなかった『信仰』も今なら面白く読めるのでは…?と思い、文庫版を購入。結果、めちゃくちゃ面白かった。 基本的に現実離れした設定の物語は苦手だけれど、村田さんの文章で書かれると抵抗なくするする読めるのが不思議だ。 『生存』『彼らの惑星へ帰っていくこと』『残雪』が特に好き。『書かなかった日記』は言葉を噛み締めるように大事に読んだ。 村田さんの作品を他にも数冊購入したので、今月は村田沙耶香月間になりそう。 p.91 私は、誰よりも平凡な地球人になりたかった。それは、宇宙人であることがばれないように、用心深く地球人を演じ続ける宇宙人の姿と少し似ていた。違うのは、私はどこまでも地球人だということだった。私が帰る星はどこにもなかった。 p.113 どうか、もっと私がついていけないくらい、私があまりの気持ち悪さに吐き気を催すくらい、世界の多様化が進んでいきますように。今、私はそう願っている。何度も嘔吐を繰り返し、考え続け、自分を裁き続けることができますように。 p.155 感動は液体です。体の中を流れて、脳の汚れがざばざばと、あっという間に流れ落とされていきます。
- nogi@mitsu_read2025年6月1日買った@ BOOK GALLERY KOBUNKAN|ミナモア広島店本読むのに小説読まないよねってよく言われるしその通りで、なぜか自分でもよく分からないから、ちょっとチャレンジしていってみようの会
- aiko@aiko-02025年5月11日読み終わった文庫で追加された「無害ないきもの」が究極にディストピアだった。滅びるときの言葉が「おやすみなさい」なのがなんだか好きだった。 エッセイも追加されていて、今までの作品の書き方が腑に落ちた。