MS
@MS1119
2026年1月6日
進学校の進路選択とジェンダー
打越文弥,
本田由紀
読み終わった
驚きがない点もあったが勉強になった。
編著者の方の丁寧な調査が伺える。
引き続き調査を継続していただきたい。
以下メモ
☀︎超進学校の中でも、一番手と二番手でジェンダー基盤の影響力が異なる。前者の方が弱い。一番手内でも、男子は偏差値重視、女子は大学生活重視の大学選択をする傾向にある。この点を踏まえた大学広報の必要性。
☀︎大学選択および浪人可能性の意思決定モデル: 報告モデルと相談モデル。報告モデルは男子が、相談モデルは女子が多い傾向。親の認識(例えばお金をかけたくない、地元に残って欲しいなど)が相談モデルでは組み込まれる傾向も見られ、それが女子の安定思考の進路選択や浪人可能性の低下などを引き起こす可能性を示唆。
☀︎地方、とくに東北での難関大進学の難しさを追究。ジェンダー差はそこまで見られなかったものの、女子は大学進学後のプランBを検討する傾向あり。高校の進路指導担当による、天井を突き抜けさせるような、難関大を志すように促すような指導の重要性。
☀︎メディアの影響。まだテレビからの影響は大きいという点が意外。また、女子はメディアによる影響と志望大学の関連が強い(大学で学びたいことを決めていたり大学の雰囲気を決め手にする場合が多いため)。例えば国際系を志望することで地元から離れは選択肢を生むことにつながったり。
☀︎奨学金の宣伝の重要性
※二元的に性別を分けての研究は止むなしなのか?社会科学系の研究は素人なので分からぬ。