
波
@namireads
2026年1月6日

アムラス
トーマス・ベルンハルト,
初見基,
飯島雄太郎
読み終わった
「アムラス」一家心中の生き残りの兄弟。男の淡々とした語りが不穏で落ち着かない。壊れてゆく精神の不気味な静けさ。
"注意深い目つきでわたしの心を乱す鴉"
絶望は塔のなかで凍てつき、もう誰の声も聞こえない。
「行く」はいつものベルンハルト。つまり大好物。かくも覚醒した状態をひとは狂気と呼ぶのか。
ズボンのほつれのグルーヴ感。「狂気が入場する」「脳が上手い」などすごい言葉が出てきて絶句。

