きん "遊園地ぐるぐるめ" 2026年1月6日

きん
きん
@paraboots
2026年1月6日
遊園地ぐるぐるめ
遊園地ぐるぐるめ
田中達也,
青山美智子
新年初めの一冊は遊園地を巡るいろんな年代の人たちのお話。 いわゆる"群像劇"。 キラキラしている20代男女の恋や、30代の女性二人の友情、70代夫婦の心温まる夫婦愛もあれば30代男性の夢も40代夫婦と子どもたちの家族愛も描いている。 ぼくはずっといってないけど、考えてみると、遊園地って懐深いなぁと思う。 いろんな年代の老若男女の喜びや楽しさを包み込むような、弾けさせるような場所なんだよなぁ… そんな遊園地の雰囲気を、ミニチュア写真家の田中達也さんの写真が醸し出している本書は、なんだかただ手にとってみても楽しくなる一冊。 中を開いてのぞいてみれば、尚更楽しくなる玉手箱のような一冊。 大人の絵本のような味わいがとても心地いい。ページを捲るたび、まるで色とりどりのシャボン玉がキラキラ目の前を通り過ぎてゆくように、それでいて心をくすぐるような人生の大事な部分を描いている。 さらっと読み終わって、なんだかクリームサイダーを飲み終えたような爽快感がある。 不思議。
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