
ジクロロ
@jirowcrew
2026年1月6日
スロー・ルッキング
シャリー・ティシュマン,
北垣憲仁,
新藤浩伸
ちょっと開いた
ゆっくりと見ることは、複雑さに対する健全な反応です。物事の多面性を認識し、評価するためのゆとりを作り出すからです。これは自然な本性に根ざした反応でありながら、持続するためには意図的に行う必要があります。
(p.12)
判断を急ぐ、だから見ながら判断する。
あなたの「見る」は、判断のための手段と堕していないか。
そう問われている気がする。
複雑さを見ないための見る技術、これは明らかに
「自然な本性に根ざした反応」ではない。
心なしか、この本を読むスピードも落ちる。
それは自分の「読む」が、ただ読むことに、
つまりそれ自体が目的となっているから。
これがこの本のパワーじゃないか。
『マルテの手記』を再読しているような感覚。
