
おさとうトマト
@fptoma
2026年1月6日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
アンディ・ウィアー,
小野田和子,
鷲尾直広
読み終わった
久し振りに読むのを止められない読書体験をした。この本の最終ページに6Gくらいの重力があって、その圧倒的な重力に逆らえず、ページをめくる手が止まらないのではないかと錯覚しかけた。
本作の特徴は、「現在」と「過去」と行き来しながら物語が進むところだ。ある使命をもって宇宙船「ヘイル・メアリー」に乗船する主人公。「現在」の彼にはひっきりなしにトラブル――それも命にかかわる超重大なものばかり――が舞い込むし、「過去」の記憶を辿ればこの宇宙船を巡る事実が徐々に浮かび上がってくる。そして迎えるクライマックスに、体中の血がぶわって沸騰しそうだった。
面白いと思う暇もなく物語に没頭し、そしてまさに光速で駆け抜けていった印象だ。ただし、読み終わった瞬間に頭を抱えて大声で「面白かったー!」と叫ぶくらいに面白かった(本当に叫んだ)。
目の前の絶体絶命のピンチを乗り切るために重要なのは、考えるのを止めないこと、そして成功するまで諦めずにトライし続けること。読み終えて、本作に登場する3人の登場人物に想いを馳せずにはいられない。





