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おさとうトマト
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@fptoma
好きなものを書くしゃちく。本を手に取ったときの期待感と、読み終わったあとの感想を書きます。
  • 2026年2月10日
    ミステリと言う勿れ(16)
    とんでもねぇフィールドワークが始まった。 至るところに衝撃的な要素がある16巻。一番衝撃だったのは、竹馬に乗る彼だった。なんてシュール……。 本当のことを言っても冷静に受け止め合える関係は、とても健全で素晴らしいと思う。整くんとレンくんは良いコンビだ。そしてこれからもそうであってほしい。 罪がテーマなのだろうか、全体的にとても不穏。いつも以上にハラハラしながら読み進めてしまった。どのコマ、どのセリフも見逃せない。
  • 2026年2月8日
    中動態の世界
    中動態の世界
    かつて存在されたとされる「中動態」(能動態でも受動態でもない態)から人間の意志と責任について見つめなおす一冊。『暇と退屈の倫理学』に衝撃を受けてから、いつか読みたいと思っていた本作。ようやくチャレンジする。
  • 2026年2月8日
    死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから 7 (※ただし好感度はゼロ)
    そんな両片思いがあってたまるか。つらい。感情のやり場がない。二人が幸せになる未来をください。
  • 2026年2月7日
    木挽町のあだ討ち
    さまざまな語り手たちが、一人の少年のあだ討ちを発端に、社会に居場所がなくうまく生きることができなかった己の人生を物語る。その内容に胸がぎゅっと苦しくなったり、人情味を感じて心が温かくなったりする。物語を読むということは、本を通して登場人物たちの人生を追体験するものだとあらためて実感する。 読み進めるにつれ、主人公とともにあだ討ちの真相に近づいていく。「あだ討ち」の種明かしは驚きというよりも、これまで語り手となってきた人たちの優しさをしみじみと感じるものだった。読書が楽しい、良い作品だった。
  • 2026年2月5日
    別冊NHK100分de名著 集中講義 三大哲学書
    私たちの身近にある課題と照らし合わせながら進んでいく構成で、カントやヘーゼル、ハイデガーが様々な問題に対して、どのように向き合ったのかを読み解くことができる一冊。 私たちが生きる現代は、執筆当時の社会環境とはもちろん異なるし、社会が抱える問題も違う。それでも彼らが唱えた哲学が現代を生きる私たちに響くのが純粋にすごい。 個人的には、ハイデガー『存在と時間』を通して「空気を読む」ことを分析した内容が面白かった。「みんながやっているから」という空気を読むことで、ちょっとずつ責任から逃れている感じがある。でもそれは確かに、不安と向き合っていないということだ。
  • 2026年2月4日
    木挽町のあだ討ち
    映画の告知が無性に気になって、原作を修めておきたいと思い購入。 誉れ高い一方で血なまぐさいはずの仇討ち。その一部始終が、小気味よく、かつ、どこか愛情をもって語られていくのが面白い。
  • 2026年1月25日
    別冊NHK100分de名著 集中講義 三大哲学書
    読むか、三大哲学書。 とはいえ、いきなり原本や専門書にあたっても木っ端微塵にされてしまうので、100分de名著の集中講義からスタートしてみた。情報社会の現代で私たちが向き合うべき「真実」「共同体」「不安」という3つの問題をテーマに、『純粋理性批判』『精神現象学』『存在と時間』を対話するように読み進めていく。どんな学びがあるのか、とてもわくわくしている。
  • 2026年1月24日
    メダリスト(14)
    メダリスト(14)
    2分半のショートプログラムのなかに、演技のテーマとなる作品の詳細と指導方法とコーチとの信頼関係と勝利に対する熱意を盛り込んだうえで、迫力のあるスケート描写を描き切っている。マンガの構成力がすごすぎる。演技が終わった瞬間、心のなかには、いのりさんと作者にスタンディングオベーションをしている自分がいる。 あと、リンクに向かうふたりが描かれる表紙が最高。
  • 2026年1月24日
    ハヤディール戀記(下)
    愛と復讐のおとぎ話だった。悪意によってひとの尊厳が踏みにじられるさまに、はらわたが煮えくり返る。愛する二人が引き裂かれるのもそうだし、命を脅かされ続けるのも、悔しくてずっと怒りがおさまらない。なんでこんな思いをしなければならないのか。気持ちがぐるぐるしている。 攫われた巫女を取り戻したい一心で、敵と権力と肩書と己とずっと戦い続ける騎士の歩みが丁寧に描かれている。一方で最終決戦は、もう少しページを割いてもらえるとよかった。そうしたら、たぶん私の情緒はさらに悲憤に狂っていただろう。とはいえ、迎えた結末には胸がぎゅっとなる。
  • 2026年1月22日
    プリンタニア・ニッポン(6)
    秘密が解き明かされるたびに、「?」が増えるSF(すこしふしぎ)マンガ。ポストアポカリプス的なのにもちもちゆるゆるな世界観。疲れているときに読みたくなる。 「周りなんか…自分が立ってるとこからしか見えないんだ」という主人公の言葉が良い。世界の全ては見えないし理解できないけれど、自分の場所から見える景色が少しでも穏やかであるように。そうやって関わり合いながら生きることは、とても大事なことだと思う。
  • 2026年1月21日
    ハヤディール戀記(下)
    上巻を読み終え、ノータイムで購入。 攫われた巫女を必死に捜索する騎士。しかし、物語が進むにつれ不穏さが増していく。なんだか思っていた話と違うな……?王道ファンタジーだったはずだが……?なんていうか、底の知れない悪意が、こう、にじみよってきているような……。 登場する女性たちがどうか幸せな結末を迎えられますように。可能なら、みんな健やかで健康でいてほしい。なんでこんなことになっているんだ。希望を見いだしたい一心で、ページをめくっている。
  • 2026年1月20日
    ハヤディール戀記(上)
    本屋大賞受賞の作者が送る、王宮ロマンスファンタジー。恋愛描写が瑞々しすぎてまぶしい。まぶしすぎて、手をぐっと突っ張って、本と距離を置いて読んでしまう。見てはいけないものを見ているような。恋愛ってキラキラしてるんだなぁ。 とはいえ、王宮で起こった失踪事件と毒殺事件の謎を解き明かすことが、本編のメインストーリー。上巻は謎が謎を呼び続けている。ノータイムで下巻を購入するしかない。
  • 2026年1月18日
    ハヤディール戀記(上)
    想像力と妄想力をフルパワーで活用する本を欲している。先日、読解力の求められる新書を辞書片手に読んだので、その反動だ。というわけで、年末からずっと気になっていた『ハヤディール戀記』を購入。 飾り過ぎない言葉で、風景やひとにまつわる描写がされているのがよい。それでいて、冒頭シーンの情感にあふれるやりとりは、胸がギュンとせずにはいられない。読み進めるのがとても楽しみ。
  • 2026年1月18日
    読書と社会科学
    情報を得るための読書に対して、「自分の眼の構造を変え、いままで眼に映っていた情報の受け取り方」、ひいては「生き方」が変わる読書のことを「古典として読む」と定義し、読書論が展開されていく。 「古典」が意味するものは、古い時代に書かれ、その価値が認められている作品のことではない。一度読んだだけでは終わらず、捨てられない想いが残り、何度も何度も読み返して、そのたびに新たなものの見方を得られる作品のことだ。 そう言われれば、大切な本はずっと手元に置いて読み返し、そのたびに新たな発見がある。それらの本は私にとっての「古典」なのだ。 「古典」と向き合うにあたり、重要な信念を一言で表しているのが良い。「信じて疑え」。読者である自分と書き手である作者を、まずは信じて読み進める。その結果、沸き上がってくる「どうして自分はこんなふうに読んだのか」「どうして作者はこんなふうに書いたのか」を深堀りすることが重要だと説く。 流されるままに読むのではいけない。何度も登場する「本は読むべし、読まれるべからず。」の言葉の意味が、少しずつ心に落ちていく感触があった。 後半は社会科学における「概念装置」を獲得するための論で、もう少し知識をつけて再挑戦したい。それでいうと、この本は自分にとっての「古典」になったような気がする。
  • 2026年1月13日
    四畳半神話大系
    四畳半神話大系
    寝る前に未読の本を読んでしまうと脳がぎゅんぎゅん働いて眠れなくなるので、昔から大切にしている本を読むこととする。 舞台化記念も兼ねて、森見登美彦氏『四畳半神話大系』。奥付を見ると、2007年第三刷とある。19年も前に手にした本なのか……。 私の中の四畳半神話大系のイメージカラーは、単行本版のちょっとくすんだ黄色で、まさに行場のない青春をぐつぐつ煮込んだ感じ。 いざ、四畳半的平行世界へ。
  • 2026年1月13日
    恋せよまやかし天使ども(6)
    会社であったイヤなことを全て吹き飛ばすトキメキの嵐だった。令和の恋愛と自律心とエモとトキメキは、すべてこのマンガにつまっている。 登場人物ひとコマひとコマの表情が全部胸にギュンと迫ってくるので、見てるこっちが照れてくる。青春過剰摂取が過ぎてもはや致死量です。
  • 2026年1月12日
    読書と社会科学
    昨年10月に開催された八王子古本市で購入。 1985年に刊行された実践的読書論。概念を用いて物事の本質を見極める社会科学の領域で、本をどのように読むべきかを論じている。 「本は、読むべし 読まれるべからず」という帯に惹かれた。初版本にも関わらずとてもきれいで、大切に読まれていたんだろうなと想像する。
  • 2026年1月9日
    チ。-地球の運動についてー(8)
    世の中の常識を覆すような「知」のバトンを受け渡す者と、それを「血」にまみれながら阻止しようとする者の物語。 ただ、最終的に受け渡されたのは「知」でも「血」でもなく、「想い」だった。研究資料は全て焼かれ、「地球の運動について」を記した本が世界に広く普及されることもなかった。 それでも、その意図がくみ取れなくなるほど時が経っても、文字として受け継がれたメッセージは、アルベルトの「タウマンゼイン」ーー「?」につながる。先人の研究を後世に引き継ぐ決意と、これまでの研究に対する敬意、そして文字の軌跡が重なってこのラストにつながる。 マンガを読んでこれだけストーリーの余韻にひたるのは久しぶりな気がする。すごい物語を読んだものだとしみじみ思う。
  • 2026年1月6日
    チ。-地球の運動についてー(8)
    多くの人が希望を託してつないできた「知」がどんな結末を迎えるのか。 なんだか読むのをためらってしまって、本棚で長いこと鎮座し続けていた最終巻。今なら挑める気がして、1巻から読み返して8巻を迎えにいくこととする。 好都合に未完成なこの世界を見届けにいこうぜ。
  • 2026年1月6日
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    プロジェクト・ヘイル・メアリー 下
    久し振りに読むのを止められない読書体験をした。この本の最終ページに6Gくらいの重力があって、その圧倒的な重力に逆らえず、ページをめくる手が止まらないのではないかと錯覚しかけた。 本作の特徴は、「現在」と「過去」と行き来しながら物語が進むところだ。ある使命をもって宇宙船「ヘイル・メアリー」に乗船する主人公。「現在」の彼にはひっきりなしにトラブル――それも命にかかわる超重大なものばかり――が舞い込むし、「過去」の記憶を辿ればこの宇宙船を巡る事実が徐々に浮かび上がってくる。そして迎えるクライマックスに、体中の血がぶわって沸騰しそうだった。 面白いと思う暇もなく物語に没頭し、そしてまさに光速で駆け抜けていった印象だ。ただし、読み終わった瞬間に頭を抱えて大声で「面白かったー!」と叫ぶくらいに面白かった(本当に叫んだ)。 目の前の絶体絶命のピンチを乗り切るために重要なのは、考えるのを止めないこと、そして成功するまで諦めずにトライし続けること。読み終えて、本作に登場する3人の登場人物に想いを馳せずにはいられない。
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