amy "ししりばの家(4)" 2026年1月6日

amy
amy
@note_1581
2026年1月6日
ししりばの家(4)
澤村伊智再読。 家を使ったホラーはたくさんあるけれど、その家に砂をかけ合わせてくるのはさすがに初めてだ 解説で三津田信三(マジで?)が”砂”をモチーフにした作品のことも上げて、この作品で”砂”がどんな役割をしているか、旧来の”砂”作品と何が違うのかを解説している 家を構成する家族。たとえば父親、母親、子ども 今作は”ししりば”が”家”を守ろうとするあまり、家族に”欠け”ができると外から埋め合わせるために他人を連れてくる つまり大事なのは家族を構成する役割や立場であって、その人個人ではないということだ 考えすぎかもしれないが、なんというか、”家”にこだわるあまりに個をないがしろにする、もしくは個はさほど重視しないというのは代えがきくということでもあるという批判にも思えてくる そう思わせてくるだけのイエや家父長制の批判を澤村伊智は作品でしてきた 少なくとも私はそう受け取っている
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved