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@FELTz75
2026年1月6日
宙わたる教室
伊与原新
読み終わった
audible
学ぶことの価値や意味を、多様な登場人物の立場から感じさせてくれる作品。
群像劇でありつつも、学ぶことを諦めていた無自覚の学習障害の人がメインの主人公っぽい。
自分にとってこの設定は、物語としての重要なファクターであると同時に、現実として正面から向き合うべきテーマでもあるので、エンタメ以上の価値がある作品だった。
きれいごとだけでは済まない現実があるのは確かだけれど、そのきれいごとは実際に起きた事実をもとにして紡がれたストーリーであるというのが感慨深い。
勉強や研究って、楽しいものだよね、夢中になれるものだよね、仲間と協力すれば一人では辿り着けないところまで連れて行ってくれるものだよね、というのを真正面から描いているのも心地よい。
人を属性や見た目で決めつけてインスタントに批判するシステムが幅をきかせているが、背景も含めて人を理解しようとすることの大事さとそのためには対話が必要であることを、あらためて考えさせられた。
これからドラマ見る。






