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@FELTz75
  • 2026年8月17日
    夫よ、死んでくれないか
    とりあえず、後書きの最後の一言は前書きにしたらいいと思う。 パートナーの不満や悪口は誰かに向けて言葉にして一時スッキリするのがいいのか、どこかで口にしているから不意に言葉になってしまってより悪い方に行ってしまうのか、溜め込んで問題の先送りをすれば解決するのか。いろんなパターンを考えても正解がわからない。 じゃあ結婚しなければいいのかというと、それも安易な選択な気がする。 わからない…。 とにかく、主人公による夫婦関係についての描写はいろんな意味で震える…。 オーディブルでは、デフヴォイスシリーズの丸山正樹の作品を阿部夏来の朗読で聞けるというのが最高だった。
  • 2026年8月16日
    出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
    素直に面白い。 出会い系で会った人に本をすすめる、というなさそうでありそうでない感じ。 最初はうまくいかなくて、でも最終的には大きな選択に誘われるまでになっていく、人生の経過の語りを聞いているようだった。 知らない人とのコミュニケーションの機会を自分から取りに行くというのは自分はやらないこと、やってこなかった人生だからこそ、今は関心をもって読めた。 すすめられた本を相手がどう受け止めたかがほぼわからないのが、この本としてはよかったと思う。 半端に客観視するのではなく、作者の人生を少しだけ覗かせてもらっている感じなので。 あと、朗読がよかった。この声をまた聞きたい。
  • 2026年8月12日
    クロエマ(5)
    クロエマ(5)
  • 2026年8月9日
    近畿地方のある場所について
    オーディブルで読了。 オムニバスとして読めば、一つ一つは怖くてよい。 それぞれの話のつながりもだんだん見えてくるので、続きが気になる。 それらを貫く軸としてのストーリーの部分にあまり入り込めなかった感はある。 たぶんそれは、その地方名を「ピー」音で隠す演出のせい。 その音を聞くたびに、本の世界から引き戻される気がした。 これは活字で読んだほうがよかったやつかもしれない。
  • 2026年8月8日
    税金で買った本(20)
    税金で買った本(20)
    「GROWING ORGANISM」Tシャツは石平青年が自分で作っていたなんて…! ステッカーも…!ほしい!!!
  • 2026年8月2日
    書店怪談
    書店怪談
    この前に読んだ、「どこの家にも怖いものはいる」と似た構成で、怪異話を集めていたらその共通点に気がついて調べ始めて…、というやつ。 こういうの好みだわぁ。 ストーリー自体もいい感じに怖いが、収集された話から共通点に気がつくという作者と編集者がたどった経緯を疑似体験できるのもよい。 オーディブルで聞いたが、朗読がこの本にとてもマッチしている。 ストーリーの部分と、怪異話のときとで読み方を変えていて、特に無機質で抑揚少なく読んでいるときが怖い。 この怖さをより怖く味わいたくて、これを読んでいる間は帰宅時に暗くなってからわざわざ一駅歩くのがルーティンになっていた。
  • 2026年7月25日
    メダリスト(15)
    メダリスト(15)
    あれかな、作者さんは哲学者かなにかなのかしら? 思想を体現するためのキャラ造形としか思えないよ…、すごすぎる…。
  • 2026年7月10日
    どこの家にも怖いものはいる
    オーディブルで読了。 3つめと4つめ、そこに行かなきゃいいのにまんまと入っていってしまう系の怖い話が好きですね。 3つめは夜歩きながら、4つめはやはり夜に家で一人で起きてるときに聞いていたから、自分も入りこんだみたいだった。 なんて言うのは結局フィクションだからなんだけれども、最後に怪異の元凶の場所が明らかになったときにほんのり冷や汗が…。 変な音…。
  • 2026年7月4日
    臨床の砦
    臨床の砦
    すごい取材力だなと思ったら実体験だったのか。 この修羅場にいながらも修羅場を描ききるとは、そんなことが人にできるのかと。 そして一番深い修羅場にいる人ほど、飲み込まれずにヒューマニティーをもちつづけていた姿に、哲学の頑健さを感じた。 本は破れても、思想は深いところで人を支えるのだと。 コロナほど極端なことでなくても、薄っぺらい論調や誰かを攻撃するだけの弱さからは距離を置きたいと、あらためて思った。
  • 2026年6月30日
    BLUE GIANT MOMENTUM(8)
    BLUE GIANT MOMENTUM(8)
    そろそろ飛躍の巻なのかと思ってたけど、まだまだ溜めているようだ。いいぞいいぞ。飛躍直前のワクワク感をもっと楽しませてくれ。
  • 2026年6月28日
    恩讐の彼方に
    「税金で買った本」を読み返していて、1巻でモチーフに使われていたので読んだ。 悪事に手を染めながら生きていたのに、急にスンってなって遁走するの、なにかの特性を感じる。しかもそのあと、人生をかけて穴を掘り続けるとか。 寺がこういう人の更生の機能をもっていたんだな、とか、石平少年の本探しが穴掘りになぞらえられてるのウケるな、とか、たぶん作者が言いたいことじゃないところを興味深く読ませていただいた。
  • 2026年6月24日
    サラバ 上・中・下巻 合本版 (小学館文庫)
    何年か前に読んで、そのときの鮮烈な印象は残っている。 オーディブル版もいいぞと勧められて再読。 最初に読んだときにいかに読めていなかったかを突きつけられた感があった。 というか、今だからこそ鮮烈な印象にとどまらない切実な苦しみがわかった気がした。 環境によって身についた処世術が生き方に強く影響して、それゆえに大人になって苦しむ様。 じゃあその過程で彼の問題に誰か気がついて助けられたのか?彼自身で変わることはできたのか? チャンスはあったかもしれないけれど、難しかっただろうと思う。 名前のある問題ではないから。 強いて言うならば、大切にされ、尊重された実感が乏しいまま大人になってしまった。 それでも、友人や文化との出会いが救いになりうる可能性はあった。 しかしそうならない不運もあった。 苦しみを経つつも、幼少期の出会いとその後の再会、生活を成り立たせエジプトに行けるだけの経済的基盤を支えた巡り合わせ、苦しみの源泉の一つだった姉からの言葉などから、自分の生き方を見つけ直した姿、これらが彼の問題の原因となったものから生じているのもまた人生の難しさだなと思ったり。 ここまで極端ではないにせよ、子どもの頃の体験から生まれた屈託が人生に影響することって、すごくあると思う。自分にもある。解決したものも、まだしていないものもある。 これが名前のない苦しみで、まだ名前はないけれど、存在することを認識できたことは救いだなと思った。 姉視点での話を小説ではない視点で読んでみたい、というのは職業病かな。 松坂桃李の朗読が素晴らしい。この声だけでも聞く価値がある。
  • 2026年6月9日
    法廷占拠 爆弾2
    いやー、面白かった。裁判までいってもタゴサクがタゴサクなのが最高。事件の首謀者が前回とは違うし、警察だから基本事件に対して後手に回る構図だからというのもあるが、キャラがしっかりたってるからそれぞれの立ち回りに違和感がない。あー、この人ならこうしちゃうよね、というのが腹落ちする。その上で、次々にくる犯人側からの仕掛けに対して振り回される様と、それでも矜持を貫く人、組織の中でいかに確信のある持論を通すか、それぞれの人間性がでているのがたまらんかった。
  • 2026年5月25日
    爆弾
    爆弾
    映画は「佐藤二郎の上手な使い方決定版」のようで面白かったけど、それだけじゃなくて非常に原作リスペクトだったんだな、というのがよくわかった。 剥き出しの悪意への耐性がある程度は必要だけれども、偽りの表現に覆われたところから広がる、人の隠しきれない感情の発露がたまらない。 これもオーディブル向き。タゴサクは文字よりも声で感じ取ったほうがよりタゴサクを味わえそう。
  • 2026年5月12日
    祝祭と予感
    読んだことあったけど、本編と続けて読んだ方が当然楽しめた。 本編が天才たちの話なら、こちらは天才を彩る周りの人たちの話が多い。 一番好きなのはビオラのやつで、運命的な、いろいろな縁がつながっての出会いのストーリーは好き。
  • 2026年5月8日
    人文知は武器になる
    人文知は武器になる
    深井さんの考えは、本として系統的にまとめるよりも話し言葉のほうが伝わりやすいな。 でも、ポッドキャストではなくて活字で読んだほうが、自分にインストールする上では受け取りやすいところもある。 そういう意味では、対談形式のこの本はとてもよいものだった。 特に、日本は外の文化を魔改造して取り入れるのが得意、というのは面白い視点。 自分に関係する例で言えば、インクルーシブ教育システムとか詭弁じゃないかと思ってたけど、日本で受け入れやすい魔改造ととらえて強みを整理すれば、グローバルスタンダードとも対等に議論しあえる仕組みになりうるかもしれない。 これからの自分がどういう立場でありたいのか、そのためにどういう資質能力を身につけるべきか、その指針としたい本。 そして子どもたちには、10年程度で勝利条件(この表現はあまり好みではないが)が切り替わることを前提として生きていくことと、変わらない資質として人文知をもとにした判断力が大事になることを伝えていかないといけない。 世の中のあり様と人の生き方の変化を楽しめる人でありたいし、あってほしいものだ。
  • 2026年5月7日
    蜜蜂と遠雷
    2回目をオーディブルで。 いろんな方向性の天才たちの戦いは、舞台がなんであれ面白いものだなと。 そんな中に高島明石のようなキャラクターを入れるなんて、隙がなさすぎる。 そんなことを描く恩田陸が一番の天才かもしれない。 朗読がとてもよかった。
  • 2026年5月4日
    現代経済学の直観的方法
    一度途中で中断してしまって、再度読み始めた。今回は完走したい。
  • 2026年5月2日
    税金で買った本(19)
    税金で買った本(19)
    最近あんまり見なかった未体験の図書館イベントに目を輝かせる石平青年と、お茶目な小池さんが見られて楽しい巻だった。 永遠に続けてほしいし、ドラマも楽しみ。
  • 2026年4月25日
    三千円の使いかた
    3千円だけじゃなくて、100円だったり500万円だったり、金額は違くてもその金額で自分たちが一番幸せになれる使い方は?ということに知恵を絞った人たちが素敵だった。 しかも、その考える過程は描かずに、ストーリーの中に自然に結論をポンと置いておくセンスたるや。 お金や資産のことはよく知って把握しておいたほうがいいけれど、それはあくまで手段として大事なのであって、自分たちにとっての幸せのあり方を捉えて目と手を離さない努力のほうがずっと大切で難しいことだなと。あたりまえのことだけれども。 ラストが最高なので、読後感の良さにしっかり浸れる。
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