
ないとうなみ
@eheheno_he
2026年1月6日

風に吹きはらわれてしまわないように (ちくま文庫ふ-42-2)
リチャード・ブローティガン,
松本淳
読み終わった
物語られているような、まさに今話しかけられているような、朗読されている詩に耳を傾けているような。自由な文章なのに淡々と静か。これは何?
「ガソリンスタンドは口実で、単にみみずを売りたかったのかもしれない」不意に現れる、笑ってしまう一節。「いま『中国でできる茶葉を全部もらえるとしてもごめんだ』みたいなことを言ったら、不審な顔をされるだろう。けれど、当時はそれで意味があった。コミュニケーションが成立していた」まなざしは40年以上の歳月を経ても(とてつもない変化があったというのに)古びない。
「あの時代、人は自分の想像力を自分でつくりあげていた。自分が食べるものを自分で料理するのと同じだ」

