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ないとうなみ
ないとうなみ
ないとうなみ
@eheheno_he
  • 2025年8月26日
    かわいないで
    かわいないで
    千尋はめっちゃ会話に懸けている。たった一文字で譲る・譲られるの関係は譲ってあげる・譲ってもらうに変わる。返事の前に「あー」とは言わないほうが良い。会話を繙く解像度に、感嘆を通り越してなんだか反省した。私は相手へのホスピタリティがゼロ。 下心なくよくしてくれる友人の趣味嗜好が自分と逆、とわかったときの言葉が出ない感じ。つけたほうがかわいいと思ったのに、つけていてもつけてなくても同じになるカラコンの感じ。発言からタダ乗りされそうな雰囲気を察知して、そんなことさせるかいと頭を回す感じ。いいとか悪いとか、そういうのにそのとき結びつけられなかった瞬間、あっ、とだけ思った瞬間の記憶はなかなか立ち上がらない。私のもどこかへ行ってしまっていた。けれど思い出さないだけだった、私にもあった。
  • 2025年8月25日
    君のクイズ
    自分の人生とクロスしたクイズが2問出てきた。私のクイズ。でももう読み終わったから、この小説に登場したクイズはぜんぶ私のクイズになった。
  • 2025年8月25日
    みどりいせき
    みどりいせき
    読み終えたら汗びっしょりだった。酒に酔い、ふわふわしたこの体をアプリに提示された経路どおりに運ばなければ終電を逃してしまう、それを頼りない頭で支えているときの喜ばしくない緊張感。 前情報なしで読んで、後で見た書評か宣伝かの「連帯」の語に少し驚く。みどりい人たちを結ぶ関係が違法薬物への依存にリードされている可能性は。
  • 2025年8月21日
    曇りなく常に良く (単行本)
  • 2025年8月17日
    増補 害虫の誕生
  • 2025年8月16日
    誘拐された西欧、あるいは中欧の悲劇
    誘拐された西欧、あるいは中欧の悲劇
    文化と教養って何? クロアチア、スロヴェニア、ボスニア・ヘルツェゴビナへの旅行前、あのあたりは何と呼ばれているのかを調べたことがある。中欧? ふと開いた英語のページはものすごく長くて、ひどく曖昧なことが書かれていた。中欧とは地理的な区分とばかり思っていたけれど、そんな単純なことではなかった。クンデラの言っていることはやっぱりまだわからない、けれど切実さは前より染み込んだように思う。
  • 2025年8月9日
    ハ-フ
    ハ-フ
    除籍本にピュアフル文庫があったので思わずもらってきた。 物語に登場する少年少女は相変わらず、自分の気持ちをこれでもかというほど自覚している。それを大人が書くことの意味を考える。
  • 2025年8月4日
    光のそこで白くねむる
  • 2025年8月3日
    文學界 2024年 6 月号 【創作】尾崎世界観「転の声」長嶋有「僕たちの保存」 又吉直樹「生きとるわ」
    加納愛子×町屋良平「正解がない面白さ」 「恐らく加納さんの場合は、当時あったけど、時間をかけなければ言葉にできなかったものを今回言語化された。あの時はああいうことだとわかって、でも普通は次の瞬間にはその感覚はなくなってしまったりする。でも文学では、文章を書き連ねることによって時間と場を積み上げて、ほんらい再現不可能であるものの再現に挑みます」
  • 2025年8月3日
    マジカルグランマ
    いまの小説をもっと読まないと、と思った。
  • 2025年7月28日
    トピーカ・スクール
    トピーカ・スクール
  • 2025年7月27日
    コンパートメントNo.6
    コンパートメントNo.6
  • 2025年7月27日
    歌集 うすがみの銀河
    「火を盗むならば夜汽車の深部より、風は帆船の白き胸より」 鳩の胸から盗めるのは息?
  • 2025年7月27日
    文藝 2025年秋季号
    岸本佐知子「尻 on fire 日記」。鳩ビーム鳩ビーム鳩ビーム。
  • 2025年7月27日
    水曜生まれの子
    水曜生まれの子
    彼女の子どものもうひとりも自死していたことを最近知った。どの話も、彼女自身の要素がいくつもいくつも散らばっているように読めた。彼女が書いた物語、と思った。 旅行先で、彼女と同じように中国からアメリカに渡ってきた女性に出会ったとき、私は彼女の話をした。彼女の作品のどこがいいかを訊かれて、淡々とした文体で、感情を揺さぶるような物語を書くところと答えた。思いついたことで英語で言えることはこれしかなかった。 今ならどう言うだろうと考える。前に言ったことはもちろん、そのうえで────人は思いや考えをいつでも明確な言葉で表せるわけではないと知っていること。そしてそれを振りかざすでも投げ捨てるでもなく、粛々と書いているところ。 https://note.com/eheheno_he/n/n6eefc229c603
  • 2025年7月22日
    青ひげ夫人と秘密の部屋
  • 2025年7月15日
    クリック~佐藤雅彦超短編集
  • 2025年7月12日
    ちびまる子ちゃん 文庫版 コミック 全9巻 完結セット
    初期はフキダシ外の書き込みが多くて読者にしゃべってるかんじ、話のトーンもふわっとしている。連載が進むにつれてだんだんテンションが決まり、よく知ったまる子になった。たまに突拍子もない言葉運びがあって、子どものときに読む楽しさと大人になってから読む楽しさは別物だろうと思った。
  • 2025年7月2日
    永沢君
    永沢君
  • 2025年7月2日
    神のちから
    神のちから
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