味噌田楽
@miso___dengaku
2026年1月6日
毒入りチョコレート事件【新訳版】
アントニイ・バークリー,
藤村裕美
読み終わった
感想
一つの事件に対して複数の推理が提示される「多重解決」モノを世に広めたミステリー小説の古典的名作
多重解決らしい本格ミステリーの解決編がずっと続くようなワクワク感だけではなく、「探偵の無謬性」などのミステリーのお約束を登場人物のセリフや物語の展開を通して揶揄する/あえて外すという既存のミステリーに対しての挑戦という目線でも楽しめる一冊
新たな推理が発表されるたびに前の発表者をけちょんけちょんにこき下ろすユーモラスなやりとりも魅力
ある意味「読者への挑戦状」ともいうべき終わり方も好き おすすめ
