味噌田楽
@miso___dengaku
古今東西のSFとミステリーを節操なく読んでます たまにホラーとノンフィクションとラノベも
- 2026年8月27日
『アリス・ミラー城』殺人事件北山猛邦読み終わった感想孤島に建てられたアリスになぞらえた城で起こる連続殺人を描く城シリーズ3作目 序盤の密室講義ならぬ物理トリック議論から始まりミステリ論的かつメタ的会話が飛び交い、その後物理トリックを使ったと思われる殺人が次々と起こるという本格ミステリの批判点としてよく挙げられるリアリティの欠如を極限まで煮詰めたような非現実感と「そし誰」式にクローズドサークルで次々と殺人が起きている現実的なサスペンスという対比が唯一無二のトリップ感を感じさせる 密室が作られた理由、犯行にトリックが用いられた理由、アンフェアすれすれの大仕掛けは前半のミステリ論含めてアンチミステリに片足突っ込んだ怪作 - 2026年8月26日
GOTH 僕の章乙一,帆足英里子(ライトパブリシティ読み終わった感想人間の残酷な側面に病的に惹かれる高校生2人の歪な青春を描く連作ミステリー サイコホラーな犯人の倒叙モノでありながら探偵役もサイコパスという怪物vs怪物の対決が手に汗握る異形のミステリ ラノベらしい中二全開かつシャープな文体やセリフ回しも主人公2人の歪な青春の雰囲気にピッタリ ミステリとしては犯人側の犯行動機と探偵役の捜査動機という2つのホワイダニットが徐々に明かされる変則的な形式と伏線回収が素晴らしく本格ミステリ大賞受賞も納得のクオリティ おすすめ - 2026年8月25日
GOTH 夜の章乙一,帆足英里子(ライトパブリシティ読み終わった - 2026年8月25日
夜歩く 金田一耕助ファイル 7横溝正史読み終わった - 2026年8月24日
八つ墓村 金田一耕助ファイル1横溝正史読み終わった感想あらすじ:かつて落ち武者による祟りと有力者の乱心による殺戮が起きた呪われた村、八つ墓村。殺戮を起こした男の息子であることを知らずに27年生きてきた辰弥はその家の跡継ぎとしてその村へと連れてこられる。そして辰弥の周りで起こる毒殺の連続が彼を追い詰めていく。 トリックが某有名作品の焼直し感が強く金田一も脇役でしかないので正直ミステリとしては正直微妙 しかしホラー、スリラー、冒険、パニック、ロマンスとジャンル詰め込みエンタメ小説としては抜群で特に姉御肌の未亡人・優しい実姉・天真爛漫な従姉妹の3人のヒロインを巡るロマンスが良かった おすすめ - 2026年8月23日
超高層ホテル殺人事件森村誠一読み終わった - 2026年8月22日
忌名の如き贄るもの三津田信三読み終わった感想あらすじ:災いから子供を守るため、身代わりとして本名とは別に「忌名」を授ける風習がある虫絰村。ある事情からその地を訪れた怪奇作家 刀城言耶は忌名儀式の最中に起きた殺人事件の捜査に巻き込まれる。殺人事件と因習の裏に隠された秘密とは⋯? 刀城言耶シリーズでは珍しい不可能犯罪ではない殺人事件だからこそ浮き彫りになるぶっとんだ×××ダニットの強烈さがたまらない 事件の謎もホラー要素も全体的にフワフワとして掴みどころがなくモヤモヤする展開さえも伏線として終盤の畳み掛けのカタルシスに繋がっているプロットがスゴすぎる おすすめ - 2026年8月20日
魔偶の如き齎すもの三津田信三読み終わった - 2026年8月20日
碆霊の如き祀るもの三津田信三読み終わった - 2026年8月17日
幽女の如き怨むもの三津田信三読み終わった - 2026年8月13日
生霊の如き重るもの三津田信三読み終わった - 2026年8月12日
- 2026年8月9日
密室の如き籠るもの三津田信三読み終わった - 2026年8月6日
山魔の如き嗤うもの三津田信三読み終わった感想あらすじ:忌み山「乎山」を侵し一家消失などの怪奇現象に襲われた男の手記。自分に宛てられたその手記を読んだ怪奇作家 刀城言耶は舞台となった集落を訪れた。そして始まる土着信仰の童歌になぞらえた見立て殺人。災厄の正体は忌み山の祟りか人間の悪意か。 過去作に比べるとJホラーよりも横溝のような怪奇探偵小説の要素が強い 人体消失 遺体損壊 密室 入れ替わり 見立て殺人と謎が詰め込まれた事件がシリーズ屈指の華麗なロジックと多重解決的な流れで解き明かされていくのが気持ちいい ホラー描写が少ないからこそのゾッとするオチがたまらない おすすめ - 2026年8月5日
凶鳥の如き忌むもの三津田信三読み終わった - 2026年8月2日
厭魅の如き憑くもの三津田信三読み終わった感想あらすじ:カカシ様という山神が信仰されている 神々櫛村。憑き物筋でありながらお祓いを行う「谺呀治家」と対立する「神櫛家」。因習と怪異が潜むその地に怪異譚収集のため訪れた小説家 刀城言耶は山神の祟りとしか思えない謎めいた殺人事件に遭遇する。 まずJホラーとして抜群に面白くて殺人事件が起こるまでも全く退屈することなく読み進められるのがミステリーとして素晴らしい ホラー要素が真のてがかりと偽のてかがりの判別を難しくしているところも面白い そして解決編のある一文によって一瞬で事件の全貌が見えてくるトリックがたまらない おすすめ - 2026年7月29日
蝶々殺人事件横溝正史読み終わった - 2026年7月28日
愚者のエンドロール清水厚,米澤穂信,高野音彦読み終わった - 2026年7月28日
氷菓清水厚,米澤穂信読み終わった - 2026年7月27日
囁く影ジョン・ディクスン・カー読み終わった
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