
プカオ
@panshg_0118
2025年2月11日
劇場
又吉直樹
読み終わった
感想
紹介
永田がサッカーゲームで贔屓にしている選手が活躍しすぎると、一人相撲の様相が強まり自分でも冷めてしまうというシーンは自分は好きな選手を特段に活躍させて一人勝ちのようにしてしまう方なのでそこは自分と違うなと感じた。ただ、十得点差で勝ったら終わろうと思ってたら、そういう試合に限って9点しか取れなかったり、相手から一点奪われたりし、もう一度やり直してしまうシーンはすごく共感した。自分の場合はパワプロ だったが、好きな投手を操作する時、相手チームの打者を最初の一巡は全員三振に仕留めようとしたり、完全試合を狙ったりしてる時に限って訳のわからないポテンヒットを打たれてしまい腹が立っていた思い出がある。永田が嫉妬している同学年の脚本家のインタビューを読む気になれず、本人が面白くないことを言ってる部分だけ切り取って読んだり、ほとんど文字が見えないように寄り目で読もうとするシーンはなんとなく共感した。自分でちゃんと読んでしまったらその人が自分よりすごい部分を目の当たりにして劣等感に苛まれてしまう。でも気になってしまうという感情が混ざってしまうのだろうなと感じた。永田が沙希の両親からの冗談に対しても自分が脚本家として収入が全くなく沙希に頼り切りなところから過剰に反応してしまう場面は人間味あると感じ、読んだ時はもっと素直になればいいのにと思ったが、自分が永田の立場ならそうなってしまうかもしれないとも感じた。永田はただのヒモではなく罪悪感は感じることができる、普通のヒモから一歩手前の存在なんだろうなと感じた。