
ちくわ
@stuntman-kent
2025年12月31日

潮騒 (新潮文庫)
三島由紀夫
かつて読んだ
十数年ぶりに読み返してみたら、2人の素朴な人柄が島の人達を動かして巡りめぐって恋が成就する様にカタルシスを覚えるも、やはり3ページに渡る乳比べの文章の美しさにまたしても悶絶してしまった。
「薔薇いろの蕾をもちあげている一双の小高い丘」「早春の気を漂わせた谷間」「ほんの羽毛の一触、ほんの微風の愛撫で、目をさましそうに見えるのである」と、おっぱいをここまで魅力的に想像力を掻き立たせる文章で表現できるのかと、間違いなくこれが純文学への初期衝動だった。お恥ずかしい話、学生時代にもっと色んな文学に触れたいと思うきっかけになったのがこの奇跡のおっぱい3ページ。