ちくわ "うたうおばけ" 2025年12月31日

ちくわ
ちくわ
@stuntman-kent
2025年12月31日
うたうおばけ
うたうおばけ
くどうれいん
The本の虫な友達からのおすすめの1冊。 生活におけるエピソード1つ1つに余情があることに加えて、それらを感性と言葉選びによって料理しているよう。なんでもないかもしれない日常が、短歌・俳句により培った感受性によりとんでもないエッセイになってしまう、もう感動の度合いが桁違いによそとは違う、化け物みたいな本だ。昨今のエッセイの中でも別格。 特にミドリ君のエピソード。著者の心情がストレートなものでなく情景や発言からふわっと伝わってくるようで、お話の閉じ方が本当に美しい。ほとんどのエピソードに言えるけど、心地よい余韻を保ったまんま次のお話に進めるの、エッセイを読んでいてこんな感動を覚えた記憶が今までない。プラネタリウムが終わる瞬間の余韻にも似ている。 これすすめてくれた友達は国語の先生で、生徒に課題図書として数冊あげたうちの1冊がこれだそう。何を生徒に伝えたかったのかいずれ聞いてみたい。
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