ところてん "ジャック・デリダ「差延」を読..." 2025年3月10日

ジャック・デリダ「差延」を読む
ジャック・デリダ「差延」を読む
ダリン・テネフ,
宮﨑裕助,
小川歩人,
森脇透青,
西山雄二
面白い。とにかく面白い。この本の裏にジャンリュックナンシーの言葉があるけど、それをまさに今感じまくってる。「ジャックデリダのすべてが『差延』に集約されているのではなく、デリダのすべてが『差延』から出てくるのだと主張しておかなければならない。」差延という概念からデリダの脱構築、代補、現前の形而上学などのキーワードを捉え直すとかなりスッキリそれらの概念が理解できるようになった。この本はデリダの入門書としても、デリダ理解を深めるためとしてもつかえる稀な本だ。あと個人的にはハイデガーとデリダの関係が深ぼられていたのも熱かった。
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