
和月
@wanotsuki
2026年1月7日
カササギ殺人事件<下>
アンソニー・ホロヴィッツ,
山田蘭
読み終わった
ようやく読了!上下巻の本格長編ミステリ、かなり満足度の高い作品だった。
中身はかなり精緻な構造で、解説によると構想15年とのこと。あまりにも丁寧な進行するので、メモ書きしながら読んでいったほうがいいかな……と途中から若干後悔した。続編はメモをとっていきたい。
1950年代の英国の田舎町を舞台とする謎解きと現代のイギリスで起こる殺人事件が交錯する、という筋書きは、それだけでワクワクする。その上ホロヴィッツらしいウィットに富んだ文章と名作のオマージュを加えて調理された日には、面白くないわけがない!
とはいえ、犯人探しの道筋はひっかけやノイズがいくつも混じっているので、ミステリ慣れしていない私は最後まで真相が分からなかった。推理が展開されるとああ!となるものの、実はこの怪しい行動は殺人事件とは何の関わりもなかった的なオチがあったりするので、ガクッとしたり。その感覚含めて楽しいけど、もっと明晰な頭脳があれば……!と悔しかったりもする。
あと、アガサ・クリスティやコナン・ドイルの有名な作品をきちんと原作で読んだ記憶があまり無いので(メディアミックスはいくつか履修済)、知っていれば面白い箇所も多いのだろうと思うと残念。これを機に名作も読んでいきたい。
何にせよ、ホーソーン&ホロヴィッツと同じくらい楽しみなシリーズが出来て嬉しい!




