
ゆずりは
@setsu0312
2026年1月7日
買った
読み終わった
同名の映画を観て、いつか読もうと積読してた本。映像作家の著者が撮った元気な頃の両親、母が認知症になり父が介護する日々、ヘルパーさんの手助けに至るまでの葛藤、母の入院、死までを文章で描き尽くしたドキュメンタリー。
広島に帰省する度に、大好きな母が変貌していくことを認められない著者。徐々に母の変化を受け容れていく心の動き。ついには『大好きな母を急に亡くして自分が悲しまないように、神様が「緩やかで諦めのつく死」=認知症にしてくれたのではないか』と少しずつお別れする気持ちになっていく。
カッコ悪いことも恥ずかしいことも取り繕わない、誠実な文章が心を打つ。


