ばるーん "YABUNONAKA-ヤブノ..." 2026年1月8日

YABUNONAKA-ヤブノナカー
全編とんでもない覚悟で書かれていた。 長岡は自分の主義主張が非現実だってわかるけど!けど…!みたいな人だと思った。前半の人物像が、見事に逸脱していく過程で、だんだん自分の正しさを、どこかで絶対的に「正しい」と信じきってる感が露呈していく。 というか、長岡だけじゃないけど、前半部分にあった価値判断の基準があれば己を否応なく疑ってしまえそうな気もするのに!とか思うけど、それはずらされる。各人物にあるずらしが小説としての面白さになっていた。 この小説に求めることじゃないけど、本当の意味でのディスコミュニケーションがなさすぎる。わかりあえないことがわかりあえすぎている。主張のある/なしをわかりあえすぎている。みんな対話が不自然なぐらい上手すぎる。
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