本とコーヒー "北緯43度のコールドケース" 2026年1月8日

北緯43度のコールドケース
死体遺棄事件の被害者は五年前に誘拐された少女と同一人物だった!うわあこれから過去と現在が絡まった事件が始まるんだとワクワクしたら「事件はまたしても未解決に終わったのだった」おいおいおいと思ったが、本当に終わるわけもなく。思ってもみなかった犯人とその動機。そして関係なくないか?と思っていたエピソードからの小さな謎の解決。ミステリとしてお見事。良いものを読んだ満足感がある。 ただ中盤くらいまでは過去と現在の事件と主人公の生活や思い出があっちゃこっちゃ行ったり来たりの印象があるので、二作目は読みやすくなってることを期待。 1.9追記 乱歩賞の講評を見たら「小説になってない」と全員から言われていたのでやはりそこは欠点でいいのだな。と、同時にそれを上回る熱量も確かに美点として認識できるのだなと読み方が間違っていないことに安堵。
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