
彩
@Alice
2026年1月8日
嘘つきジェンガ
辻村深月
読み終わった
3編の物語。どれも面白かったけど、特に最後の「あの人のサロン詐欺」が面白かった。途中までの展開は読めてたけど、結末にかけての展開が予想外だった。希望が見えるいい結末だったな。
解説の一穂ミチさんの言葉に共感。
「私を含めた多くの読者は、辻村深月の眼差しのフェアさに絶大な信頼を置いていると思う。だから、身に覚えのあるずるさや愚かさを正確に言語化されて時にふるえ、いたたまれなくても、どこかで安心して読み進める自分がいる。」
「嘘つきたちは、何もかもがリセットされるハッピーエンドを望まない。砕けた嘘のかけらが刺さっても、思い通りにいかない現実へと歩みだしていく。今までよりはほんのすこし視野を広げて。すべてがまるく収まるわけではないことに、私たちは安堵する。」



